SATRI回路V9.1

 SATRI回路V9.1は、V9.0の開発の途中で考え出されました。V9.0ではカレントミラー回路のNPNとPNPのトランジスタの極性の違いによる誤差やHFEの違いによる誤差、それにベース電流による誤差を局部帰還をかけて小さくしようという試みでした。V9.0は1つのカレントミラー回路が6個のトランジスタで構成されます。
 この考え方をさらに進めて、もっと多くの増幅度を持たせてその分、局部帰還を増大させ、さらに誤差を少なくしようというのがV9.1です。トランジスタの数も9個になり、SATRI-ICのモジュールに組み込むことは不可能だったので、ペンディングにしていた回路です。
 しかし、今まで購入してきたデュアル・トランジスタが製造中止になりました。代替が利く素子は残念ながら見つかりません。そこで、種類が多い表面実装タイプのデュアル・トランジスタを使うことにしようと思いました。しかし、互換性を考えると、モジュールにしなければなりません。
 そこで、カレントミラー回路だけをトランジスタ9個で構成したモジュールにしました。





V9.1は下記の製品のディスクリート・カレントミラー回路と置き換えることができます。

AMP−5511
AMP−5511MK2-SP
AMP−5510 MK2-SP
AMP−5513-SP
AMP−5530MK2-SP
AMP−5520
AMP−5530
AMP−5540

PRE−5410
PRE−5410MK2-SP
PRE−5420
PRE−5420MK2-SP

EQA−5620-SP
EQA−5630-SP

DAC−2000
DAC−2000-SP

HDA−5210−SP

A級33Wパワーアンプキット

交換に関しましては、販売店か弊社にお尋ねください。