AMP−5512MKU試聴記

沖縄 音無館の安次富様

試聴に使用した機材。
CDトランスポート SONY-CDPーX3000 クロック改造 (ポータブルPHILIPS バッテリー電源TOS OUT)DTIで24bit 48k OUT
DA−コンバータ 自作 192K UP コンバート 切り替え付 アナログ SATRIIC バッテリー電源
プリアンプ 自作 SATRI IC バッテリー 電源 Or B.P.PRE-7610
スピーカ 自作 YAMAHA NS-10MP大型ラージ、 自作 大型 5WAY、ダイヤトーン P-610、 TANOY DTM-8 もろもろ JBL パラゴン改造。

音の印象は、初めて、生の音に、一番近い音です。(感動ものです)

僕の録音スタジオでは、いつでも生の楽器をスタンバイ出来るので、マイクを繋げてチェロと声をチェックしました。
立ち上がりの早い音です。常用のB.P AMP-5520には生ぬるくて聞けません。
電源を入れてから96時間後に ソフトを 24bit 192k録音の BASSとVOCALの音を聞くと、W.BASSは、膨らみすぎず、タイトすぎず、立ち上がりの早いおとです。 VOCALも上も良く伸びて、アンビエンスも良い状態です。僕は、リバーブや、エコーは、使いませんので、生の声の響きは、リアルタイムで聞けます。もちろん、NOイコライザーです。
50年代の JAZZ ブルーノートのソフトは、生よりも、鋭くて、シンバルのイコラーザーが目立つソフトもありました。
TBMのソフトも、イコライザーが目立ちました。
PHILIPSのクラシックのソフトの音はとてもよいです。
録音側で、AMPのスタンダードが、必要になるかも(5511MK2の音を聞いたミキサーは)
後は、AMP-5511MK2の問題点は、ヒートシンクとヒューズとホルダーです。
トランスのうなりはないです。
電源ONも スタジオ使用では、問題ないです。(全ての機器は4時間前からスタンバイしますので、5分待つのもOKです)
メージャーのソフトが、良くないことはないので、誤解の無いようにお願いします。
ソフトの音楽よければよいと思います。
音は、個人の好みが重要なのですから、僕は生楽器の音がすきです。
5511MK2音は、51年音楽と生活してきて、メインアンプで、一番感動しました。
欲を言えば、電源をバッテリーが良いかな・?

岩橋様

試聴使用した機材。

CDトランスポート : ESOTERIC P−50s (48KHz)
D/Aコンバータ  : B.P. DAC−2000K改
プリアンプ     : B.P. PRE−7610
スピーカ      : ALR/JORDAN TAKE5(公称4オーム)

比較対象
パワーアンプ    : B.P. AMP−5512K改

http://www.tachyon.co.jp/~sichoya/main/user/satriuser/iwahashi/iwahashi.html

パワーアンプ    : B.P. 5512モジュールを使用した5512BTL

http://www.tachyon.co.jp/~sichoya/main/user/amp5512/amp5512_07.html             

 試聴CDは、ジャズがメイン(50年代から現代まで諸々)、これにクラシック(今回はチャイコフスキー)と女性ボーカル(今回は、中島みゆき、鬼束ちひろ)

>・音に関しての感想。

音質としては、あたりまえかも知れませんが、AMP-5512Kや5512BTLと同じ傾向の音だと思います。
解像度、情報量は申し分ないと思います。
DALEの巻線抵抗アッテネータから固定抵抗して(音量はPRE-7610側で調整)出た音が、AMP-5511MK2では最初から出ていました。

全体的に5512BTLに近い音がしますが、私にはちょっと硬く聞こえました。
また、5512BTLと較べると、低域は厚く音量がある感じがしますが、分解度とスピード感が劣る感じがします。
高域はあまり伸びていない感じがしました。
いずれも、まだまだエージング不足ではないかと思います。
音像は、前に前に出てくる感じがします。ジャズなどは聞いていて楽しいです。5512BTLは、左右と後ろに広がる感じです。

個人的には、コントロールされすぎた音の様に聞こえました。解像度、情報量はあるのですが、躍動感、透明感といったものは、5512BTLやAMP-5512Kの方が勝っているように感じられました。
但し、まだまだエージングが足りないと思いますし、AMP-5512Kや5512BTLはそれなりにいじっていますから、出来たてのAMP-5511MK2を比較するのは酷なのかも知れません。
また、ボリュームをDALEの巻線アッテネータに替えると、また全然違う音になる可能性があります。
素性の良さは十分うかがえましたので今後が楽しみだと思います。

>・試聴レベルにおいて不具合が出なかったかどうか。5511MK2は、ABクラス
のバイアスでバイアス制御をしていますので、条件によってはクロスオーバー歪が出
る場合が考えられます。歪の聴こえ方はプチプチというノイズのような感じです。も
し、そのような現象が出た場合は、音源ソースとおおよその出力をお知らせください。

特に不具合はありませんでした。
もともと大音量は出さない方なので...
試しに大音量とまでいかなくでもボリュームを上げても特にノイズ等は出ませんでした。

 >・発熱はどうか。

長く触っていられないほど熱くなります。
AMP-5512K、5512BTLは、同条件下では暖かい程度です。
AMP-5512Kは、夏になると触っていられないほど熱くなることを考えると、AMP-5511MK2の夏は、考えるだけでちょと冷や汗がでます。
コストの面もあるかとは思いますが、出来ればヒートシンクを左右に分けるのが良いと思います。(デザイン的にもGOOD)

>・トランスのうなりは出ないか?オーディオ道場では、夕方にトランスが
>うなりだすと言う症状が出ましたが、こちらの試聴室では数日間電源を
>入れたままでも、そういう症状は出ませんでした。

1週間電源を入れっ放しでしたが、特にトランスが唸ることはありませんでした。

>・SATRI−LINKが使える人は、電圧入力との違い。

PRE-7610からの出力切替で試しましたが、有為な違いは判りませんでした。

>・デザインについて。

いつもながらデザインは良いと思います。
縮塗装は高級感があり、かつ指紋等が目立たなくて良います。
フロントパネルも5mm厚で塗装の濃い金茶?も落ちいついていて良いです。
AMP-5512やDAC-2000用をオプションで用意して欲しいです。
細かいところですが、文字フォントはゴシックが個人的にはすっきりして好みです。(DAC-2000のフォント)
あと、BPの大型ロゴは、ちょっと目立ち過ぎ、出来ればAMP-5512同じものが良いです。

>・電源を入れてから、音の変化はあるかどうか。

電源は基本的に入れっ放しなため、エージングの変化について述べます。
エージング当初は、全体的に硬く、もやが掛かっているようでどうなるのか心配でしたが、3,4日経つとスッキリと晴れてきました。ちょうど匂い(出来たて直後の電子部品特有の匂い)が無くなってきたのと同じころでした。
エージングには、最低100時間程度かかるのではないでしょうか?

>・ノイズレベルはどうか。

通常に音量では全然問題ありません。
最大ボリューム位置で確認するのは忘れました(スミマセン)

>・その他。

最初、持ち上げたとき予想以上に軽いのでビックリしました。
AMP-5511MK2に較べるとAMP-5512Kはズッシリ、5512BTLは簡単には持ち上がりません。

坂口様

まず外観ケースですが、5512と同じサイズですが、違いますね。
5511MK2の方が、5512より高級感がある感じがします。

とはいうものの私のところでは、アンプはプラズマディスプレイに隠れて、のぞき込まないと見えないところに設置しているので、私的には、見た目のデザインは、ほとんど気にしてません。
今日、久しぶりに 5512ともご対面しました。(^^)
各つまみが、5512と同じように突き出してくれているのが、横から手を伸ばして操作する私のような環境ではちょうど良いです。(^^)
設置ですが、5512を設置しているところに入れ替えました。
ですので、電源ケーブルは、貸し出し用に入っていた物ではなく5512で使っているものをそのまま使っています。
スピーカの接続端子が5512より、大きくなっていて良いですね。
私としては、もっと大きい方が良いですが。
2mm径単線の2本束ねた状態では、穴につっこめなかったので、周りに巻き付けて、ねじを締め付けました。
5512の端子では、この作業が結構大変なのですが、5511MK2は5512よりはかなり楽にできるようになってます。
入力は電圧2つと電流1つになっていますが少ないですね。
5511と同じということかな。確かそうでしたね?
5512で電圧3つで使っていますが、足りなくて電流用のところを電圧2つ追加しようとずっと思っているくらいですので。

さて、配線も終わって、ボリュームを絞り、スイッチON。
最初ですので、すぐに音を聞きたい気持ちがあり、その状態での5分待ちは、ちょっと長いですね。(^^;
まずは、無音でフルボリュームにしてみました。
入力は、何も接続していないSATRI-LINKの位置で。
5512でもノイズレベルはかなり低かった記憶があるのですが、それより低いでしょうか。5512のノイズがどの程度だったか
具体的なことは忘れてしまったので、今すぐには比べられませんが。(^^;;
DS-3000のツイータの金属ネットに耳を当てて聞こえる程度のノイズですね。
MID-HIGHのユニットからもノイズは聞こえますが、これも耳を金属ネットに当てるくらい近づけて聞こえる程度です。
MID-BASSとウーファーからはノイズは聞こえません。
スピーカーから30cm程度離れると、ノイズの聞き取りが難しくなります。
5512とは最大出力も違うので、ノイズレベルはかなり低いのではないかと思います。

さて、今回の試聴に使っている機器ですが、

スピーカーは、DIATONE DS-3000
http://page.freett.com/knisi/diatone2.htm
DACは、M-AUDIO SuperDAC 2496
http://www.m-audio.co.jp/store/M-AUDIO/m-audio.html
トランスポートは、自作WindowsXPパソコンで、オーディオボードは、RME 96/8 PST
http://www.megafusion.co.jp/audio/RME/PST/index.html

以前は、M-Audio DELTA DIO 2496で聞いていましたが、最近このカードは録音専用で、再生にほとんど使っていません。
RME 96/8 PSTの方が音が良いので。
音楽データは、ネットワーク越しのサーバのHDDに保存してるものを聞いています。

最初の音を聞いた瞬間の印象は、「おっ (^^)」という感じでした。

解像度が高い音という表現がよく使われますが、そういう音ですね。
普段聞き慣れた5512K(テフロンV5.1)もそういう音ですが、全体の感じはちょっと違ってました。
5512Kを購入するときに、5511K(V4.3)も試聴させてもらったのですが、5511MK2という型番が示す通りなのか、5511が進化したという感じの音のように思いました。
5512K購入前に、最初5511Kを試聴して、くっりきはっきり、どっしりという感じで気に入って、その後5512Kを試聴してさらに繊細感が増し、しまった感じの音だったので、当初5511Kを購入するつもりだったのに、試しに5512Kも試聴したら、5512Kを買ってしまったという... (^^;

試聴時の5512Kと5511Kの印象の違いを表現すると、5512Kが繊細でしまった感じ、5511Kは雄大でどっしりした感じで5512Kに比べるとアバウトな感じでしょうか。
その5511Kの解像度が上がって、明瞭さが増したかなというのが音出し瞬間の印象です。
とはいうものの、電源を入れた直後の鳴らし始めということで、低音は量感はありましたが、しまりがないだれっとした感じ、全体的に艶やかさがなく、どことなくとろんとした感じがありました。

初日は、設置直後からボリューム位置を12時くらいのところで鳴らし続けました。
普段、5512Kは12時くらいの音量で鳴らすことが多いのですが、5511MK2の方がパワーがある分、同じ12時の位置でも音量はありますね。当たり前ですが。
ちなみに私の5512Kの改造箇所は、・SATRI-LINKのコネクタ配線がなく内部配線はセレクタを通さずに直結・内部の電源配線、スピーカ配線が2mmの銅単線のツイスト程度で、その他は、フューズを含めキットのパーツです。
改造して遊びたいのですが、時間が.... (^^;;

そうそう、足は取り付けずに、御影石ラックの上に、上質コピー紙より若干厚い紙をひいて、放熱フィンの下2つとトランスの下に1つ石ころを噛まして置いています。
それと、天板の上に若干の重りを乗せてます。
購入前に試聴させてもらった5512Kより、堅めのしまった音で、低音の量感はあるように思います。
繊細さや明快さは、試聴させてもらった5512Kの方がありましたね。
試聴用の5512Kは、ダイオード交換やボリュームがアッテネータになっていたりしましたので、試聴屋さんでの改造効果でしょうか。

さて、5511MK2に戻って、鳴らし始めて、数時間経過した段階で、ちゃんとしたリスニングポジションで聞き込んでみました。
音はずっと聞いてますが、ずっとベストポジションに居るわけではありませんので。(^^;

低音のしまりが出てきて、だれっとした感じは少なくなっていました。
量感は文句なく (^^) ですけど、もうちょっと締まって欲しいというのは感じます。
また、中高音域も、すっきりくっきりしてきました。
5512Kのシンバルやトライアングルなどの金属音のあの気持ちよさは出てないようですが、女性ボーカルや弦楽器、ピアノの響き方は、5511MK2の方がより良い感じですね。
夜中も、深夜のBGM程度の音量で鳴らし続けました。
そうそう、かなり小さな音量でも、しっかりその音量なりの低音がでてますね。5512Kではここまでは出なかったような。
熱ですが、ずっとは触っていられませんが、このくらい熱くなるというのが分かって、この状態で正常なら別に良いかなと思います。
触った瞬間に火傷しそうな温度になってると困りますが、夏は、最低でも10度くらいは上がるでしょうから、ちょっと、心配ではありますね。

現状で、多分フィンの部分が45度弱程度になっていると思いますので、耐熱50度の部品はちょっとやばそうですね。
使われているのかどうか知りませんが。(^^;

AMP-5511MK2は、既にペリカン便です。
私の手元にはありません。
もう、あの音と同じ音は聞けないですねきっと。

では、そのAMP-5511MK2の音を思い出しながら、音楽を鳴らしていない状態で試聴記その3を書きます。
まだ、5511MK2の音を聴いてから、5512Kの音は鳴らしていません。
試聴2日目ですが、トリオジャズを聴いているときに最大音量で鳴らしてみました。
10畳弱の部屋で、かなりライブな部屋です。
フローリングで、220x90の3枚ガラスのサッシもカーテン無しでスピーカの対面にあります。 (^^;;
壁は化粧ベニア板、中空洞です。
ですが、アンプなどは、御影石のマントルピースに組み合わせた御影石ラックに置いてますので、それなりに安定していて、大音量で鳴らしてもこの御影石ラック自体が手で触ってハッキリ振動しているというのを感じたことはありません。

5511MK2の天板は、スピーカかと思うくらい振動してました。
5512Kも結構振動しますが、足を外して、重いところの下で石の3点支持にしているのが良いのか、5511MK2ほどは揺れません。
単に、鳴らしている音量の差かも知れませんが。 (^^;

こういう部屋ですので、大音量になると部屋自体が鳴り出してダメです。でも、この程度の大きさの部屋ではこの音量は必要ないですね。どんなに対策していてもリスニングポイントがスピーカから近すぎますので、いくら聞き続けても大音量に慣れません。
難聴になってしまいそうです。  (^^;;
部屋が変な音にしてしまう部分は大いにあるのですが、どうも、それだけでもなさそうな歪んだ感じで鳴っていたように思います。音量がピークになったときに。

それでも、目の前で思いっきりドラムを叩いているようなそういう感触は味わえますね。生より確実に大音量になっていますが。ベースもびんびん来て。ピアノも、弾んでました。
当然のようにフローリングの床も振動してます。
2重張りで結構しっかりしてるのですが。

5512Kでは、この音量は出せませんから久しぶりの大音量です。

この大音量でも演奏が静かになると、そのまま静かになるのが良いですね。SATRIアンプ以前は、静かになったらソースに入っているものでなく、機器のノイズが聞こえてくるというのがありましたので。
そのままの音量で、クラシックを聴いてみました。
ソロに近い感じの演奏のときには、感じないのですが、沢山の楽器が一斉に演奏されて大音量になると、元の音から歪んでる感じで、プツプツするような感じもありました。
さらに J-POPを聴いていて、今井美樹のPRIDEを聴いていたらプツプツがひどくなり、音がとぎれとぎれに鳴るようになってしまいました。
音量を下げてみましたが、音がとぎれとぎれになるのはそのままでした。
20〜30秒くらいでしょうか、8時くらいのボリューム位置でそのまま鳴らし続けていたら、まともに鳴るように戻りました。

電源切った方が良かったかなぁと思いつつ、復活したので、そのまま、電源は入れっぱなしにしていました。

さてさて、大音量で音がとぎれとぎれになる状態に遭遇したこともあって、その後は、9時くらいの位置で、BGMとして鳴らし、深夜も、8時くらいの位置で鳴らし続けました。

昨日、今日と9〜12時くらいの位置で何度か聴き入ってみました。
すると、大音量で鳴らしたお陰でスピーカーの鳴り方が変わったのか、はたまた、5511MK2のエージングが進んだからかそれとも、私の聞こえ方が変わってきたのか分かりませんが、初日不満に思っていた、低音の締まり具合もだれっとした感じはなくなり、ほどよく感じられるようになってきました。
全体に艶が出てきて、良い感じ。(^^)

高音の気持ちよさは、記憶にある5512Kのそれには及ばないまでも、高音が強調気味になる5512Kより、5511MK2の方が全体的に良いように感じてきました。

小澤征爾のボレロ(74年録音)を聴いてみると、小太鼓のリズムを刻む気持ちいい音、スティックの跳ね返りと太鼓の裏にとりつけてある、バネのような金属(なんて呼ぶのか知りません(^^;)が皮に当たって跳ね返る音、音が小さい管楽器の透明感のある音色、定位もしっかりして、気持ちよく徐々に楽器が加わり、音量も上がってくる。
金管楽器も、ホールの中で広がりを持って響いている様子、全体的に広がる低音の余韻、気持ちよく聴けます。
クライマックスの大音量部分は、ちょっと間違えると、沢山の楽器が大きな音でデタラメになっている嫌な音のように聞こえたりしますが、それぞれの楽器の音色が識別出来る状態で、盛り上がって終わります。
良い感じでした。

ENYAのWILD CHILD, ONLY TIME, Mey It Be など低音に包み込まれるあの雰囲気、とても気持ちいいです。5512Kでの印象とは、やはり低音の量感、安定感のようなところが5511MK2の方が優っています。

井上陽水の曲では、ギターの響きと陽水の声が融合する感じが良いです。
5512Kでは、「どうだ良いだろう」という印象になるのに対して、5511MK2では、出しゃばらずに「ねっ、良いでしょ」と言われてる印象です。

最近のヒット曲の宇多田ヒカルのCOLORS。
トヨタのWISHのTVCMに使われてますが、テレビのスピーカから出てくる音だけ聴いていると、そんな低音が入っていたのかというほどの低音が入っています。5512Kで聴いていたときは、
もうちょっと、その低音の迫力が欲しいなぁと思っていましたが、5511MK2では、その迫力が出ています。どどどどっと押し出してくる感じ。

RUIの「月のしずく」では、始まりの太鼓の響き方が、ただはじけるだけでなく、つややかにはじける感じで気持ちが良い。

とまあ、5511MK2の音にどんどん引き込まれてしまいました。(^^)

なもので、ペリカン便に引き渡すタイムリミットぎりぎりまで、鳴らしてました。
お陰で、ほっかほかのまま、梱包してしまいました。(^^;

5512Kと5511MK2の2社択一なら、今の気分では確実に5511MK2を選びますね。

さて、この気分が、これから5512Kの音を聞いて変わるかどうか。

風見様

・試聴使用した機材。
CDP:DCD-S1
SP:FE208ES+T900A バックロードホーン(D-58ESシナアピトン)

・音に関しての感想。
第一印象 MOSの音 そんな感じです。
SATORIアンプは去年の秋、試聴屋さんで借りたAMP-5512の音しか知りません。SATRIアンプに興味を持ち試聴したところその凛とした音に惹かれ、回路も複雑でないので自作してみようかとICを購入し、回路図を書いて検討しているところに5511MK2の話が出てきたので、自作を保留にし待っていたところでした。私のところに着いたときにはエージングも大分進んでいる状態だと思います。
記憶の片隅にある5512の音を期待していたのですが、私としてはまるっきり別の音と言う感じ。
バイポーラとMOSですから当たり前ですけど。私が今使っているアンプもMOSですけど。
当初、ボーカルが引っ込んで、子音がきつくて、全体に靄がかかったような感じでした。暫らくそのまま聞いていたのですが、坂口さんの視聴記に天板の振動と言う記載を思い出し、触れてみると大振動。
そこである黒い制振チップ?を天板に1個貼ってみると大分すっきりしてきました。
放熱板を指で弾くと音が尾を引きます。そこで放熱板に1個。これで子音のきつさも取れました。ついでにトランスの下辺りに見当をつけて1個。霧が晴れて見通しが良くなり、ボーカルが前に出て来ました。
ついでに低音もふっ飛んで来るようになりました。それまで今一と思っていたものが一変しました。
回路の良さを感じます。機構物は少量生産ではコストが下がらず、永井さんも苦労していると思いますが。ただ、微小音の消え際がかすれるのが残念です。

・試聴レベルにおいて不具合が出なかったかどうか。
初日火を入れてみると、5分位で音が出てきましたが、25分位までプチプチと音が出ました。時間と共に出る頻度が少なくなってきましたが。その晩は火を入れたままにしました。二日目の晩火を落として、三日目の朝改めて火を入れてみると、音が出てきてからはプチプチ音は聞こえませんでした。
その時の気温によって違うのでしょうか。初日は24時頃、室温5度位でファンヒーターを点け早く温まらないかと思いながらでした。三日目は日が差し込んでいて、室温14度位です。ボリュームは両日とも9時から10時位。ソフトは、何に変えてもプチプチ音が出ました。
なお、視聴機についてLchの方がレベルが高いと思うのですが?私の部屋は左側にカーテンがあり、通常は定位した音像が右側に尾を引くのですが、明らかに左に寄って定位していました。

・発熱はどうか。
前面パネルまで熱くなってしまい、夏では?

・トランスのうなりは出ないか?
うなりは感じませんでした。

・デザインについて。
パネルのデザインは色に深みが有って良い。ただBPのロゴが大きすぎ?
5512はアンパンマンに見えたが、5511MK2は見えなくなった。(ロゴのおかげ?)前から見て足がオフセットしているのが、不安定な感じがして良くない。パーツがシンメトリに並んで
いるから尚更(5512を購入せず、自作しようとした理由。)

・電源を入れてから、音の変化はあるかどうか。
プチプチに気が行っていて、そこまでは。

・ノイズレベルはどうか。
トゥイーターに耳を近づけても残留ノイズは問題なし。

五十嵐様

AMP-5511MK2試聴機のレポートです。
・試聴に使用した機材。

CDトランスポート : DENON DP-S1(クロック交換)
D/Aコンバータ  : アキュフェーズ DP-77DACボード利用
スピーカ  : フォステクスFE-208ES+T925使用のバックロード(長岡式とは少し
違う)比較対象
アンプ  :AMP−5512(キットで無く、純正バッテリー仕様をトッチー様チューン
したモノ)

試聴CDは、ジャズがメイン(特にバーで生録したもの)、これにクラシック(ホー
ルでワンポイント生録したもの)と女性ボーカル(今回は、生録したボサノバ中心)
その他、森のコンサート(森の中の鳥の鳴き声、川の水音等)

・5511mk-2に関しての感想。
とんでもないモノを聞いてしまいました。パスラボやクレル、アキュフェーズのA-50Vでも満足せず。5512のバッテリー仕様でさえ満足できなかったのに、楽しくて楽しくて仕方がありません、音がほとばしり空中に散乱し、自分がそのコンサートホールにタイムスリップしたようでした。
5512で不満だった臨場感の無さが吹き飛び、今まで音を聞いていたのが音楽に浸れるようになりました。今までアンプにもとめていたのは、このリアルな感じなんです。
柔らかいのに力があり、切れ込むのにいやな感じがしません。
もう5512のバッテリー仕様は聞けなくなりました。
音質は5512バッテリー仕様と較べると、低域は薄い感じがしますが、分解度はしっかりあります。ただ、5512の方が微妙な分解能と広がり感はあるかもしれません。それよりも何よりもリアルさが持ち味であり、生き生きしています。生音がします。そこが何者にも換えがたい魅力です。まだエージング中なので素性の良さ(ダイヤモンドの原石のよう)が十分うかがえました。

・試聴レベルにおいて不具合が出なかったかどうか。5511MK2は、ABクラス のバイアスでバイアス制御をしていますので、条件によってはクロスオーバー歪が出る場合が考えられます。歪の聴こえ方はプチプチというノイズのような感じです。もし、そのような現象が出た場合は、音源ソースとおおよその出力をお知らせください。
 *特に不具合はありませんでした。試しに大音量とまでいかなくでもボリュームを上げても特にノイズ等は出ませんでした。

・発熱はどうか。
*長く触っていられないほど熱くなります。

・トランスのうなりは出ないか?オーディオ道場では、夕方にトランスがうなりだす
と言う症状が出ましたが、こちらの試聴室では数日間電源を入れたままでも、そうい
う症状は出ませんでした。
*電源を入れっ放しにしていました。トランスが少し唸っていました。

・デザインについて。
*デザインは5512より良いと思います。フロントパネルも5mm厚で独創的な胡桃の木目に似せた塗装が高級感があり、落ちいついていて最高です。

・電源を入れてから、音の変化はあるかどうか。
*入れ始めから4分ぐらいは歪感がありますが、徐々に無くなり10分ぐらいではぜっこうちょうになりました。

・ノイズレベルはどうか。
*5512よりはノイズが多いように感じますが、5512がバッテリー仕のせいかもしれません。通常の音量では全然問題ありません。最大ボリュームでも問題なかったです。

・その他。
とにかく素晴らしい製品でした。V6化は間違いなく最高にリアルな音にする魔法の回路だと思います。このような素晴らしいアンプに出会え幸せでした。永井さんは本当に素晴らしい仕事をされたと思いました。

野津様

私のシステムは以下の通りです。

CDP:C.E.C. CH7700(三田電波製の高精度クロック+一部OSコン+内蔵DACから5512KのSATRI LINKへ直出し)

AMP:B.P.5512K(Ver.4.3N+5.1T、OSコンの皮むき、SEMIKRONダイオード、
セイデンSD-45とDALE巻線によるアッテネータ、セレクタもセイデン、
セラミック抵抗をDALEプレートに、テフロン銀メッキ単線で内部配線)
SP:JBL 4312mk2(内部配線をテフロン銀メッキ単線に交換)
SPケーブル:monster cableのメーター900円(だったかな?)のもの
SATRI LINKのケーブル:(オーディオテクニカの5000円くらいのRCA-RCAをBNC-RCAに強引に改造したもの。
電源ケーブル:UL規格の太い奴(2400円で試聴屋さんから購入)

AMPだけが、5511mk2に置き換わります。

ぱっと聴きは、地味な音だな、と思いました。
5512に比べてレンジが狭く、暗いというか、堅いというか、そんな印象です。
しかし妙に立体感があります。モノラル録音の音源でも、奥行き感があります。
よけいな音が5512より少ない印象です。5512は高解像度で付帯音が少ないアンプだと思っていましたが、それよりさらにすっきりした印象です。
5512の音がきらびやかだったのがわかります。5511mk2はコントロールされているというか、悪くいえば開放感のない音です。が、こちらの方がニュートラルなんでしょう。
音のバランスが良いです。ある特定の音が目立つということがありません。
ライブものはリアルです。騒音だと思っていた音にいろんな音が入っているのがわかります。
解像度が高いのは確かです。
反響音がリアルです。狭い場所で録音したのか、鳴き竜現象が聞こえます。。
さすがに家のシステムではライブ会場に放り込まれたような感覚とまでは行きませんが、5512より臨場感があります。
オーディオチェック用のCDを書けてみると、飛行機の離発着の様子などは大変リアルです。
”いびき”はとてもリアルで、音量を適度に絞ると気持ち悪いほどです。
お寺での生録は、歩き回る人や遠くでさえずる鳥の声がリアルです。

低音の質は5512のように軽くはなく、量感もあります。
これはこれでいいものですね。古いジャズなどはベースがゴリゴリして楽しいです。
どっちが本物かは私にはわかりませんが。

巻線抵抗のアッテネーターを追加したり、電源のダイオードを交換したり、いろいろいじるともっと開放的な音になるのでしょうか。
音の抜けが悪く感じました。それともこれはFETとバイポーラの音の違いなのでしょうか。
以前使っていたFETアンプの音を思い出しました。

リアルですが、色気がないというか・・・もっとのびのびと鳴ってほしいなと思いました。
まだろくに試聴しておりませんので、はっきりとは言えませんが。

サトリリンクと電圧入力の比較もしてみました。
何とも表現しがたいのですが、サトリリンクの方が圧倒的に楽しい音だと感じました。我が家のサトリリンクはインチキですが、それでも電圧入力で聴く気にはなれません。
ただし電圧入力の方は激安ケーブルで聴いてみたのでちゃんとした比較にはなっていません。

発熱はかなりあります。夏は怖いですね。
これだけ発熱すると、寿命の方がちょっと心配です。
温度変化で半田にひび割れができたり、コンデンサの容量が抜けたり・・・と心配がつきません。

電源投入直後にトランスがうなっていたかな?それともハムだったのか?
よく確認していませんが、暖まった後はハムもうなりもありませんでした。
暖まった後はクリップも何もありませんでした。
夜中だったので音量をあまり上げることはできませんでした。

デザインはいいと思います。高級感があります。
ベークのつまみは紙ヤスリで仕上げをした方がいいと思います。
自分の5512はきれいに磨いてありますが、きれいですよ。

遅くなりましたが2日目の試聴記を書きます.
というのも,手持ちの5512Kがまたまた故障しまして・・・故障といってもSATRI-IC5.1の足がはずれただけだったのですが.情けないことに試聴のためにちょっと動かした際に,はずれてしまったようです.
前にもこんなことがあり,症状も全く一緒でしたのですぐに治りました.
素人が銀半田なんか使うと,エライことになりますね.
アッテネーターの配線がはずれて夜中に夢うつつで聴いていたとき,大音響で鳴りだしたこともありました.
あれはびっくりしました.

やはり比較試聴したかったので,5512を直して,5511MK2の音を思い出しながら5512を聴きました.

久しぶりに聴いた5512Kは平面的な音でした.
やはり臨場感は5511mk2の方が圧倒的です.
ライブは,沖縄によくある米兵相手の小さなライブハウスを思い出させるような生々しさ.あちこちで観客が唸る様が5511mk2ではリアルだった.

それから音のバランスがだいぶ違いますね.
5512Kは高域に特徴があると感じました.
いやな音ではないのでむしろ私は好きです.
不自然に感じるソースもあります,特に古いものは.ソースの方で意図的に高音を持ち上げているのかもしれません.

それから,5512のほうが透明感があります.
ただし高域が強めにでているせいで演出された透明感ではないと思います.
5512の音はいくらでも音量を上げられるような静けさというか,うるさくないんですね.

5511mk2の方は多少音量を上げるのがつらいです.少しうるさく感じてしまいます.
しかし特にシンバルやサ行の音は自然です.5512Kではこの辺のガサツキをとるのが大変でした.SATRIリンクにしてからはだいぶいいです.
CDプレーヤのカップリングコンデンサが悪さをしていたようでした.
5512はその辺のあらが素直に反映される繊細なところがあると思います.

ハムは皆無でした.サーッというノイズが
スピーカーに耳を近づけると最大音量で聞こえるくらいです.
トランスのうなりも私にはわかりませんでした.

結論ですが,個人的には5511mk2にはもっと透明感や,静けさがほしいと思います.
どうも荒削りに感じてしまいます.うーん,これが生音なのか?
私はいろいろなアンプを聴いた経験がないので,どうしても自分の5512Kが基準になってしまいます.
ただし,手持ちの5512Kにはいろいろ奢っていますから,その辺の差だと思っています.オールOSコンですし.
それから,5511mk2はレンジが狭いとも感じました.

坂口様,5512のver6.2の音はどうでしょうか?
いいとこ取りだとすばらしいですね!
勝手な自分の予想ですが,5511mk2ではクールでちょっと距離を置かれた音が,
ぞくぞくするほど近くに感じられるような気がします.

一言でまとめると,5512は透明な美音,5511mk2はクールでリアル,
という感じでしょうか.

永井様,貴重な体験をさせていただき,ありがとうございました.
今度は5512mk2を是非聴いてみたいなあ!