沖縄の宮里様:
10月22日(土)・23日(日)沖縄のサウンドギャラリーさんにて行われた、AMP-5513試聴会に両日お邪魔して試聴させていただきました。
SATRIのA級アンプは去年の試聴会でも試聴させていただいたので、一度聴いたこともありますし、新しい回路も含めて「一体どこが違うのだろう?」と、正直なところあまり期待はしておりませんでした(ごめんなさい)。
まず最初の印象として、正直、何も新鮮な印象を受けませんでした。
むしろ、普通過ぎるくらい「普通じゃん」といった感じで聴こえました。
でも、それが後になって、今まで聴いたことのあるアンプの中で最も自然であるからそのように聴こえたのだとわかりました。
目の前に聴こえる音よりも、非常に抽象的なのですが、むしろ遠くというか、奥のほうに何かがあるような聴こえ方でした。
そして、「このアンプ何ワットだったっけ?」と思ってしまうくらい、しっかりとした低音と音量が自然に出ているのには驚きました。
もうここまでくるとアンプの出力なんてどうでもいいように感じてしまうから不思議です。
アンプのパワーでスピーカーを鳴らすというよりも、情報量でスピーカーを鳴らすといった感じのようです。
時間が経つにつれそれがよくわかりました。
何が言いたいのかわからないと思いますが、これは試聴してみないと絶対にわからない感覚だと思います。
このアンプと出会ったとき試聴記を書くのはちょっと大変だなと直感しました。
文章ではどのように表現すればよいのかわかりません。
(ただ、私の文章表現能力の低さの問題なのですが・・・)
とにかくこのアンプは後になってゆっくりと実力と魅力を感じるアンプだと思います。
ちなみに、当日試聴に用いられたCDプレーヤーは、ESOTERIC X-03 で、プリは、PRE-5410
だったと思います。
(間違えていたらごめんなさい)
●JEFF ROWLAND MODEL 8Tiとの比較試聴。
どうしてもJEFF ROWLANDの派手で色付けされた音とパワーに引き込まれてしまいますが、AMP-5513はパワー感はありませんが、35Wというのを忘れさせてくれるほどの音量が出ているのには驚きました。
JEFF ROWLANDよりも情報量が非常に多いのでそのようなことができるようです。
確かに、JEFF ROWLANDはちょっとだけ聴くと素人にもわかりやすく華やかな印象です。
私も、どうしてもチャラチャラしたような音に引き込まれてしまう自分に我ながら嫌気がさしてしまいました。
でも残念ながらJEFF ROWLANDの場合、情報量においてはAMP-5513よりは中身があまりないようです。
ただ、試聴に用いられたスピーカーが B&W 802D でしたので、私の耳ではなぜか不自然な鳴り方に聴こえてました。
ですから、そのことがとても気になって試聴に集中しづらかったです。
●AMP-5530MK2との比較試聴。
AMP-5530MK2はさすがに圧倒的なパワーです。
前へ前へとどんどん押し出すかのようです。
そして解像度も高く、くっきり鮮明な音です。
それに比べてAMP-5513は音量が出ているのにもかかわらず、なぜか奥に引っ込んだような感じで聴こえます。
よく聴いてみると、引っ込んでいるのではなく、さらに奥に世界が広がっているような聴こえ方です。
背景までも再現してくれているようです。
内面的な情報量が増したとのことで、ヴォーカルの口の動きだけでなく、さらに内部の動き、顎や舌の動きまでわかるようです。
弦楽器や打楽器なども弦や皮などの振動だけでなく、楽器全体の振動や響きを感じさせてくれます。
その上、この情報量の増加の効果として、音だけではなく、「気」までも伝えてくれるかのようです。
周囲の雰囲気や、演奏者の情動面さえも聴く側に伝えてくれているようです。
特に、女性ヴォーカルの「色気」までも伝えてくれているようなのですが、残念ながら、私は「未成熟な大人」ですので、その辺のところはよくわかりませんでした(トホホ・・・)。
ですが、「音」以外の感覚で「空気の流れ」や「吐息」のようなものを感じたのはオーディオでは初めてであり、アンプでこのような領域まで表現できることに非常に驚きを感じました。
まさに、「見えるような聴こえ方」に、「気を感じるような聴こえ方」が加わったような感じです。
空間の再現能力も飛躍的に向上したように感じられました。
情報量が多いのに、切れがよく、すっきり聴くことができました。
やはりSATRI回路V8.0の効果はすごいですね。
ただ、ちょっと気になったことは、
このV8.0、AMP-5530MK2に搭載されたら一帯どういう音になるのだろうかとすごく気になります。
やはりAMP-5513を上回るのでしょうか・・・。
●SATRIスピーカーとの組み合わせ。
初日の試聴ではB&W 802Dで試聴させていただいたのですが、先ほども書きましたが、私はどうもこの種のスピーカーの聴こえ方に少し違和感を感じ、ちょっと試聴には集中しづらいという妙な癖があります。
不自然な聴こえ方がどうも気になって仕方がないのです。
(私の耳がおかしいのかもしれませんが・・・)
2日目にお邪魔したとき、ありがたいことにSATRIスピーカーとの組み合わせの音を聴かせていただきました。
そのときの音を聴いて、「まさにこれだ!!」と思わず叫んでしまいそうになったくらい感動しました。
これですよ、私が求めていた聴こえ方は。
しかもAMP-5511MK2との組み合わせではレンジの狭さがちょっと気になっていたのですが、AMP-5513との組み合わせではもうぜんぜん気になりません。
これでもうSATRIスピーカを2way化する必要も、低音を補うためにスーパーウーファーを追加する必要もないと言っても過言ではありません。
低音といえば、B&W 802Dでも35Wとは思えないほど自然に出ておりましたし、低音においても、聴覚的には大出力アンプと音量を比べても全く遜色ありません。
●最後に。
ちょっと悩んだのですが、悩んでも仕方がないので、Dタイプを注文してしまいました。
(また借金ですな・・・)
はっきり言ってこのアンプ、聴覚的にいえばAMP-5530MK2を上回っています。
しかもAMP-5530MK2よりも安い(笑)!!
これはもう、「お買い得」としか言いようがありません。
これからアンプを購入しようかと検討されておられる方には、このAMP-5513絶対お勧めです。
また、今回の試聴会での私の反省点として、聴く側としての「感性」をもっと磨かなければならないということを痛感しました。
これは私の「美意識」の問題なのですが、感覚美を受け入れる感性がまだまだ不足していることを今回の試聴会で実感しました。
(ちょっと大げさですが)
いろいろな意味で今回の試聴会もすごく勉強になりました。
貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。
試聴記は以上です。
多少内容が頓珍漢な部分もあるとは思いますが、
自分なりの素直な気持ちを書いたつもりです。
誤字、脱字などがありましたら、どうかご容赦くださいませ。
それでは。
沖縄の野津様:
今日は,バクーンプロダクツの新製品であるAMP-5513の試聴記を書かせていただきます.
使用機器は,宮里さんもかかれていましたが,CDプレーヤーがESOTERICのX-03で,プリはPRE-5410だったと思います.
私は2日目に参加しました.はじめは,B&Wがつながっていて,SATRIスピーカーのファンである私はそわそわしていました.
後半になって,SATRIスピーカーに変えてから,やっと本当の5513の魅力が発揮されたと思います.
それまで左右のスピーカーの間からしか聞こえなかった音が,試聴室のあちこちからわき上がるように聞こえます.音質も,詰まったような感じがなくなり,伸びやかです.
とある女性ボーカルを聴いた永井さんが,「5513で聴くとエロイよ」とおっしゃるので,どれどれと思い,集まっている皆さんで聴いてみました.
最初に,5530mk2で.永井さん大げさだなあ,歌詞の内容がエロイだけじゃないか!
次に,5513で.エ,エロイ!!エロイとしか表現できませんねぇ.
これじゃあ試聴記になりませんね.うーむ.
情報量があるレベルを超えると,定位がよいとか,細かい音が聞こえるとか,そういう点で情報量が多いと感じるのではなく,演奏者の意図が伝わってくるようです.
これは,ヘッドホンアンプで体験済みです.5513でも同じことが起こっているようです.
こんな試聴記ではさっぱり伝わらないと思いますので,勇気のある方は自宅試聴してはいかがでしょう?
僕はどうなってしまうか目に見えているので,自宅試聴はやめておきます.
とくに,SATRIスピーカーをお持ちの方は,アッチの世界に行けること請け合いです.
個人的には,5511mk2や5530mk2については,情報量は確かに多いのですが,少し独特の癖があると感じていました.たいして,以前愛用していた5512はピントは甘いのですが,自然な音色で,SATRIアンプの中でも飛び抜けた静けさを持っていたと思います.
今回の5513は,5530mk2と5512のいいとこ取りをしたような感じだと勝手に思っています.
音は自然なのに,情報量,というか,音楽に引き込まれますね,静けさも,特徴の一つだと思います.5530mk2で感じられた緊張感がなく,深いところから音が自然にわき上がってくるような,ゆとりのある音だと思います.
終盤は,X-03のデジタル出力をDAC2000に入れて,試聴しました.
雑談しながら小音量で聴いていたのですが,これがたまらなくよかった.
ついつい,耳を傾けてしまう魅惑的な音でした.
最後に,永井さん,今回もこのような機会を与えていただき,ありがとうございました.
サウンドギャラリーの皆様にも,この場を借りてお礼申し上げます.
これからもどうかよろしくお願いします.
熊本の竹男さんの試聴記
SATRI MLで生まれたA級アンプキットAMP-5513K が、改良を加えて製品化されたとなれば聴かずにはおれない。当方の試聴の順番に当たり、バクーン開発室に持ち込んで(持ち回りで当方に送られて来た物を里帰り)試聴してきた。試聴機はフロントパネルの仕上げがされていないが、バクーンで見た本番製品は、外観は立派な1cm厚のフロントパネルが与えられて、新たなSATRIのロゴも誇らしげだ。
5513Kは、単純な言い方をすれば、A級アンプの良さが感じられるものだった。そこを生かして当方は高音ユニットの駆動に使用している。ろくなA級アンプを聞いたことがないからかも知れないけれど、当方のA級アンプのイメージとしては「音は綺麗で一音一音に力もあるのだが、どこか暑苦しかったり、上限があると予感させるところがある」といったものだった。さて製品版5513は、そんなイメージは全く当てはまらず、極めてダイナミックレンジの広い印象の音になっている。音の傾向は5511とも5530とも違う。中高音域は分解が良く明瞭で、繊細かつ実在感がある。だからフルレンジユニットが実にうまく鳴る。低音域は試聴SPの特性もあって、次のコメントは聞かなかったことにしていただいた方が良いかも。多分、キットよりメリハリが効いていて、衝撃と空気感の両方をうまく表現できているのではないかと思った。結果、従来のSATRI AMP.の音場感の良さに加え、特に肉声の表現に秀でており、
是非ともメインで使用してみたいアンプとなった。永井氏も、この機種からロゴをその名も「SATRI」に改められたのも頷ける。使いやすく本質的な音の良さを持つ良いアンプだと思う。何か高音質のアンプをお探しなら、一度は試聴されたし。
沖縄のsatoruさんの試聴記
永井さん、こんばんは、satoruです。
AMP-5530MK2にV8.1を搭載していただきありがとうございます。
自宅のスピーカーが改造中で木工所に持ち込まれているため、試聴はサウンドギャラリーにて行いました。
システムはESOTERIC P-0S、DCS Elgar、BP PRE-5410D(オーグライン、ATT VISHAI
箔抵抗バージョン)BP AMP-5530MK2D(オーグラインプラスプラチナ、ATT VISHAI
箔抵抗バージョン、WBT-0702PL)B&W 802D にての試聴です。
BP AMP-5530MK2Dは、全く同一のカスタマイズバージョンをスタジオレストランピアニシモから下ろして比較しました。
試聴は一人ではなくMLメンバーの宮里さんといっしょに行ったのですが、そのときの宮里さんの感想は本人に書いてもらいましょう。(笑)
結果から言うとV8.1は有った方が良い。全く別物のアンプになりました。MK3と言っても良いほどです。ほんの少しの進化とは違います。
まず、AMP-5513を初めて聞いたときに感じた密度の濃い音が欲しくてV8.1をのせたのですが。音はというと永井さんの言う通り面白い。
全く今までの音とは明らかに違う、永井さんがエロイと表現した武藤有砂の「狂った果実」(音無館レコーディング)では、目の前にいるかのような密度の濃い音が出るようになりAMP-5513に非常に近いレベルまで近づきました。
実は、AMP-5530MK2からAMP-5513に乗り換えようかと思っておりましたが。これならこのままでもいいかなという程よくなりました。
で、宮里さんの好意で納品前のAMP-5513D(ATT DALE巻線抵抗バージョン)と比較試聴することができました。
(宮里さん感謝。)正直こっちのAMP-5513の方が自分の好みに合っている。
冗談で、(少しは本気でした。)交代しましょうとも言いましたが。宮里さんの意見もAMP-5513の方が良いということで宮里さんはニンマリしてました。この音をこの価格で買えるなら安い!
かなりのコストパフォーマンスモデルだと思いました。
いろいろソースをかえながらSATRIについて雑談しているとき、宮里さんからエージングが済んだらまた印象が変わるのでは、と言う一言で今日まで待ちました。一緒に試聴した日からおよそ80時間エージングが完了しました。バクーンでのランニングテスト時間も加味すると100時間程度になると思います。
今回は4人でAMP-5513とAMP-5530MK2、AMP5530MK2+V8.1を比較試聴しました。
システムの構成はESOTERIC P-0S、DCS Elgarの箇所がSASCDも聴くためにESOTERIC
X-03に変更して行いました。
結果は、AMP-5530MK2とAMP5530MK2+V8.1では、全員意見が一致AMP5530MK2+V8.1断然良いという評価になりました。
パワーで押し出す鳴り方からパワープラス緻密な音、何より音場の響きはそのままで漠然としていた定位がピンポイントで表現できボーカルの唇が見えるかのようでした。(ここで言う漠然としていたという表現はあくまでもAMP-5513と比べてです。)
気になるAMP-5513との比較は1対3でAMP5530MK2+V8.1に軍配が上がりました。
AMP-5513は上は奇麗にのびるが線が細い。対するAMP5530MK2+V8.1は、少し緻密さはAMP-5513に譲るもののパワー感とゆとりの有る鳴り方等、トータルバランスでいくとこっちの方が私好みという結果になりました。
ほかの方の意見は省略させていただきます。
結果的にはAMP-5530MK2はフラッグシップモデルとしてのメンツを保てる形になりました。
スタジオレストランピアニシモのAMP-5530MK2DおよびサウンドギャラリーのAMP-5530MK2BともにV8.1を搭載することが決まりました。あの音を聴けば当然ですね。
あと、AMP-5513、AMP-5530MK2+V8.1は、どちらが上とかじゃなくてここら辺からは好みの問題かと思います。
AMP-5513いいアンプです。このアンプが開発されたおかげで私のAMP-5530MK2も音質的に大幅にグレードアップできたのですから。
最後に宮里さんAMP-5513を貸していただきありがとうございました。
それから、スピーカーが完成するまで自宅では聴けないのでAMP-5530MK2はしばらくサウンドギャラリーにおいておくので機会があればぜひ比較試聴してみてください。
沖縄の宮里さんのAMP−5530MK2 V8.1の試聴記
12月2日、9日とサウンドギャラリーさんにて、2度に渡ってsatoruさんのAMP-5530MK2+V8.1を試聴させていただきました。
satoruさんには貴重な機会を与えてくださり本当にありがとうございました。
また、サウンドギャラリーさんにも大変お世話になりました、ありがとうございました。
試聴環境はsatoruさんが書かれた通りです。
最初試聴させていただいたときはエージングがまだ不十分だったせいなのでしょうか、高温部分がたまに「キーン」と耳に突き刺さるような聴こえ方がしたのですが、1週間後試聴させていただいたときはそれが全くなくなり、音が全体的にマイルドになっていたのには正直驚きました。
それでは、AMP-5530Mk2+V8.1を試聴して直感的に思ったことを列挙してみます。
*ある意味オーディオ的な音でわかりやすい。
*前へ前へと押し出すようなパワー間がありながら、それでいて繊細。
*聴いていて楽しい、気持ちいいと直感的に感じた。
*豊かな響きはそのままで、V8.1搭載前よりも音の芯がまとまって聴こえる。
*V8.1搭載前の華やかさはそのままで、音の輪郭がよりはっきりとして聴こえる。
*B&W 802Dのようなスピーカーにはぴったりなアンプだと思う。
*これからはAMP-5530Mk2にはV8.1回路は必須だと思う。
*音の印象が強いが派手さがなく、さすがフラッグシップといった印象の音。
とりあえず、そんな感じでした。
確かに、satoruさんがおっしゃるようにMK2というよりMK3と名乗ってもよいのではないかと私も思いました。
このアンプの価格からすると、このV8.1回路を搭載することによる値上げはそんなに高くないと思うので、
これからこのアンプには標準で搭載したほうがよいのではないでしょうか。
絶対、回路の価格以上の効果があると私は思います。
でも、satoruさんには申し訳ないのですが、ヴォーカルや生の弦楽器・打楽器などの音の繊細さや精密さ、そして感情や音色の表現能力はAMP-5513のほうに軍配が上がると私は思います。
AMP-5513と比べると、残念ながら音が平面的で奥行き感があまりないように聴こえます。
確かに、AMP-5513は中音域の線は細いように聴こえますが、聴けば聴くほど情報量の多さを実感させられるアンプだと思います。
それと、SATRIスピーカーにはやはりAMP-5513がぴったりだと私は思います。
結論として、私はAMP-5513を購入して本当によかったと思います。
確かに、最初AMP-5513の音を聴いたときにはとっつきにくいような印象を受けましたが、でも、このアンプは私に「新しい音の世界」を聴かせて(見せて?)、いろんな
新しい体験をさせてくれたり、いろんなことを教えてくれるようなアンプだと私は思います。
でも、欲を言うと両方所有できれば理想なのですが、現実的にはこれはかなわぬ夢ですね(涙)。
最後に、先日永井さんがsatri-club MLで書かれた、
>
進化は全てが良い方向に行くものだと思います(笑)。
>
と書かれておられましたが、
私も全くそのとおりだと思います。
私が購入したAMP-5513もそうですし、
今回の試聴でもそれを強く実感しました。
そして、これからもそれを信じ続けたいと思います。
森さんの試聴記
1:
とりあえず適当に(ごめんなさい、待てません。)つないで鳴らしてみました。
鳴らし始め、うん? うーん、たこ耳かな、あんまり違いがわからないなあ。( さすが我が5512も鳴らしこんでいるだけあって結構いけてるのう。)
30分後、気のせいか、いつもよりなんだかテンポが遅いなあ。ターンテーブルは、、、ストロボOK。
一時間経過後、山崎ハコの『人間まがい』を聴いている時にはっきりとした変化があらわれ始める。
5512では気がつかなかったビブラートがかなり明瞭に聴こえだす!!ちょっと震えながらこれ打ってます。こ、超えてる!!
2:
ボーカルでは、歌手の声の抑揚というのか、感情移入している様がかなり良くわかります。ちょっと、大げさやん、というくらいに感じることしばしば。
オーケストラでは、いままで以上に各楽器が分解し、溶け合おうとしている(変な表現)様が見て取れます。
テラーク小沢の四季で、奥の方でバイオリンを一生懸命弾いているオヂサンの一生懸命さがさらに増幅されたようです。
全体的にいままで(私の場合は手製の5512無改造、ATTはDALE金属皮膜)よりさらに細かい情報が増えたように感じます。また、総じて音像サイズが小さくなっています。
楽器のちょっとしたノイズの反響(ビーンとかジーンとかチーンとか)がさらにわかるようになり、録音現場に近づいた感じです。
電源ON直後から3時間くらいが経つまで、徐々に良くなっていくように感じ、もしかしたらウォーミングアップに時間がかかるのでしょうか。あと、5512では感じなかったごくわずかなクセのようなものをごくわずかですが感じます。筐体の鳴きなのか、エージングの問題なのか、その他の機器のクセが出てきたのかどうかはまだわかりませんが、使い方でどうにでもなる問題かもしれません。(ちなみに稚宅5512のヒートシンクはテープでダンプしているのでその関係かもしれません。)
週末ジャズを中心にガーンといってみます。
今日一日じっくりと聴いてみました。5512には何の不満も無く、すごく気に入っていたのです。だから、5513がまさかこれほどのパフォーマンスを示すとは思っていませんでした。。。
試聴記ですが、後日あらためてきちんとした形で書こうと考えていましたが、既にアップされておられるようですし(笑)、実際こちらの方が自分の気持ちをストレートに表現しているようで、自分でも気に入ったので、続きの3(完結編)として、うまくつながるように書いてみました。以下、試聴記のつづきです。(いい歳して子供みたいな文章ですね、ゴメンナサイ。)
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3:
待ちに待った土曜日、ディスクを取っ換え引っ換えしながらじっくり聴いてみました。
今日はどうしたことか、電源投入後10分経過後からいきなり全開バリバリ。特に機器のウォーミングアップに時間がかかるということは無く、前回のアレはどうやら自分の耳のウォーミングアップに時間がかかったのでしょう(笑)。
あと、クセに関しても今日は特に感じず、CDでもADでも全く問題なくごく自然なレベル。同じディスクをかけても、聴きなれた5512とはかなり違うので、違和感を感じたんですね、最初は。
5512を初めて聴いたときにはその情報量の多さ、音場音像再現性のリアルさに度肝を抜かれ、即購入という結果になったいきさつがあり、まさか5513といえど、それをそんなに大きく上回ることはないだろうと考えていました。
しかし実際に試聴してみて、聴感上の大幅な情報量の増加を感じたし、いままでマスキングされていて前に出て来れなかった音達がまだまだ埋もれていたことを、このアンプは教えてくれました。
今回聴いた全てのディスクにおいて、何らかの新しい音の発見がありました。
歌い手がしぼり出す最後の最後のかすかなビブラートまでしっかり出してくるアンプだと思います。
このアンプは間違いなくミュージシャンにウケルと思います。
5512もすばらしいアンプです。今までも夜毎に60年代のファイブスポットカフェに連れて行ってくれたし、音楽を聴いて感動することを再び教えてくれ、自分に活力を与えてくれました。だから感謝しています。
5513は次世代のアンプです。エリックドルフィーが、マイルスが、ロリンズが目の前に来て、全力で演ってくれます。
今回はこんなにすばらしい製品の試聴をさせていただき、本当に有難うございました。そして、永井様の快挙に、心から拍手をしたいと思います。
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五十嵐さんの試聴記:
五十嵐です。週末に試聴機が届きましたので、じっくり聴きました。
遅くなりましたが、AMP−5513の試聴記を送ります。
試聴に用いた機器
メインシステム
CDP パソコン(トランスポートとして使用)
DAC アキュフェーズDP-85に内臓のDAC
SP フォステクスFE−208ESによるオリジナルバックロードホーン(なるべくホーンロードが掛からないようにしたもの)+サブウーファー
サブシステム
CDP デノンDP−S1(トランスポート)
DAC アキュフェーズDC−61
SP オンキョーGS−1(オンキョー製専用イコライザー使用) OオンキョウNKYONKYO
GS1O GS1
メインシステムにAMP−5513を繋いでまず初めに思ったのは、私の使用している5512と同じ音がしているです。ただ、奥行き、広がり、解像度、ゆとり等、全ての点で5512を上回っています。5513は名前の通り、5512のお兄さんです。5512の音が好きな私にとっては、5513は大変好ましい進化を遂げていると思いました。
ただ、 5530mk2迄のような音の厚みは無いが、スピードがあるため楽しく聴けます。以前に5513の試聴記で書いた「私の5512よりも線が細く高域寄りに聞こえていましたが、解像度、広がり、低音の粘り等は大変優れているのでもったいなく思いました」とは全く別物で、今のモノはバランスが大変良くて、以前取り上げた問題点は全て消えていました。ここまで変わるとはV8.0恐るべし、これを開発された永井さん天才です。
5530mk2はクラッシクの大編成のCDを聞くと、コンサートホールにいるように
ハーモニーが漂いながら空間に広がっていきましたが、5513は漂うと言うより、もっと分析的に聴かせるようです。良く聞きに行くコンサートホールの音は、5530mk2の方が近いのですが、オーディオ的快感は5513の方にあります。
改めて書きますと5513は、5511mk2よりは品が良く、5512よりは厚みがあります。永井さんがエロイと表現されたのは、この中域の分解能の高さと厚みと以前から良かった高域がいい味を出していると感じました。本当にボーカルは気持ちよく聴けました。
気に掛けていた点ですが、一般のSP例えばB&Wやウィルソン、ATCのような振動版の重いスピーカーにはどうであろうかと言う点ですが、友人宅へ持ち込み鳴らしてみましたが、やはり駄目でした。この辺に少し問題があると思います。私のメインのように、フルレンジを使用したSP、サブのオンキョーGS−1(ホーンSP)では抜群です。直ぐにでも欲しいくらいですが、友人のB&W(ダブルウーファー)ではパワーが全く出ません。マランツの15にさえぼろ負けです。優しい音と広がりは出ますが、本来の生っぽさ、リアルさ、スピード感は何処へ行ったのだろうか?よくサトリアンプは優しいアンプだと言われていますが、確かに、綺麗なクリアな音は出しますが、実は迫力満点、生っぽさ、リアルさ、スピード感を備えたアンプと思っていましたが、これは振動板の軽い能率の高いSPを使用した人にだけ味わえているのではないかと最近思うようになりました。私は大変高い評価をしていますが、一般のSPでは単に綺麗な音のする優しいアンプで終わってしまっているのでは、と心配しています。他の人にも本当のサトリアンプの凄さを知って欲しいです。思い出しましたが、以前使用していたローディの9500mk-2の評価に似ているかも!
過去に宮里さんの試聴記にありましたが、B&Wでは違和感がありましたが、サトリSPでは良くなりましたと有ったのもそのせいかも知れません。
永井様、誰にでもサトリアンプの良さが分かるよう、一般のSPでも私たちが感じているような音が聴けるアンプを是非開発して下さい。
最後に5513の詳細についてですが、5512よりは残留ノイズが出ていて気になりました。でも、それに勝る良い音が出ていますので問題はありません。発熱は結構熱くなります。
大きさは適度です。トランスは微かに唸ります。放熱フィンは仕上げが少しだけ悪く、引っかかることがありますが、以前使用していたパス アレフよりは全然良いです。
本当はAMP−5513を買いたいのですが、V8.0で5513が生まれ変わったのですから、私の5512もV8.0にして下さいお願いいたします。ウチの5512はトッチィさんの機種とほぼ同じですが、バッテリードライブなのでコンデンサーの追加はしていません。
永井様、費用等に関してはダイレクトで連絡下さい、よろしくお願いいたします。
追伸、永井様、今回はつい少し厳しい意見を書いてしまい申し訳ありませんでした。AMP−5513は大変素晴らしく、本当に欲しいと思っているし、他の人にも勧めたいので、厳しい見方をしてしまいました。お許し下さい。
あとATTは何を使用されていますか?ディール、もしくはビィシェイであれば良いのですが、それ以外でしたら私のディール巻き線ATTと交換して試聴してみたいのですが?どうでしょうか。
HIROさんの試聴記
1月6日夕刻に,五十嵐さんより試聴機が届きました。
雪の中,冷え切っていましたので,しばらく通電しました。
試聴のシステムは以下のようです。
1.CDトランスポーター: 音楽再生に特化したPC-HDタイプ(DPAT-01)
2.DAC: アキュフェーズDP-67のDAC部。CDトランスポーターとの連結は光ファイバー。
3.プリ:サトリPRE-7610
4.メイン:某有名メーカー製
4.SP: D-58ES バックロードホーン(シナアピトンバージョン)プラス各種ツイー
ター(ドライバー,ドーム等)
(偶然か,五十嵐さんとちょっと似てますね)
プリがありますが,まず,単体で試聴してみました。
皆さんが指摘されるように,空間感がすばらしい。にもかかわらず,その中に定位する音像が薄くなく,緻密で安定している。音がよく分離するが,これみよがしでなく,全く自然です。
いろんなソース(弦,ピアノ,歌もの,オケ,合唱,等々)を聞いて,一番印象的だったのは,音に電気っぽさがない点です。再生音で,付帯音とか雑味とかいわれることがありますが,そこまでいかなくても,これまでは何か電気再生装置臭さがあったように思います。D-58ES
は特にそれに敏感で,再生音が刺激的になることがしばしばあります。5513はそれが非常に少ない,すなわち,聴感上の歪み感が非常に少なく感じます。それで,長く聞いても疲労感がなく,むしろ,もっと聞きたい気持ちになります。かといって,BGM的では決してなく,音や音像はリアルです。
一夜通電しても,やや暖かい程度です。残留ノイズはほんの少し聞こえますが,試聴位置では全く聞こえません。ON/OFFのショックノイズは,うちでは聞き取れませんでした。安定している感じがします。初日より,2日目,3日目と,音がリアルになり,低音(床を這う領域の)がよくでるようになりました。20畳位の部屋ですが,レンジ感や音圧感には,全く不足はありません。プリをつなぐと,低音がより豊かになります。
実は,試聴機の到着がMLセール(3日まで限定)の期限に間に合わなかったのですが,皆さんの印象をもとに,1台発注しておりました。試聴してみて,発注しておいてよかったと改めて思いました。完成品が届くのが,楽しみです。
以上,簡略ですが試聴記とさせていただきます。
尾上さんの試聴記
まずは、近所のオーディオ店にて持ち込み試聴した際のレポートです。
(具体的に比較機器の型名を出しちゃうと、不味いですかね・・・。)
・使用機器
SACDプレーヤー マランツ SA-11S1
プリメインアンプ マランツ PM-11S1(定価36万くらい)
スピーカー B&W 804S
・PM−11S1と比較した場合(音量は時計の針で2時くらい)
1.音の広がり、定位
5513の場合、横より縦方向に広く、立体的。奥行きが分かる。
例えるなら、絵のキャンパスが広い。
2.解像度
5513の方が、解像度は高く、それぞれの音が分離している。
人によっては、分離しすぎていて、まとまり感がないと感じる?
3.音色・音の力強さ
・5513は、音の色付けが少ない。雑味がなく奇麗な余韻。優等生的。
・一聴すると11S1の方が、力強い音に聞こえるが、ボーカルのサ行が強い。メーカーの音作りでしょう。
・マランツもB&Wとの組み合わせで、音決めしているのでしょうか。
両者のトータルの組み合わせは、悪く無いと感じました。
・長時間音楽を聴く私は、5513くらいがちょうど良いのですが、店長は、もう少し個性的な音でも、面白いかなと言ってました。
色付けが少なく解像度が高いのが、SATRIの個性だと思いますが、こればかりは、個人の好みの問題かと思いますので。。。
4.まとめ、その他
・5513がよい感じになるまで、エージングが20〜30分必要でした。
音質に艶が出てきて、表現力が豊かになってくると感じました。
・試聴上のノイズは、特に気になりません。
・本体の発熱も、これなら問題ありません。
・総合評価としては、5513の方が、音の広がり、定位、音楽の忠実な表現力という点で、良いかなと感じました。
最後の方は、私の駄耳が、音楽を聴きすぎて、明確な差が分からなくなってしまいました・・・。
・11S1の価格が定価36万ということで、約10万による性能差を、カスタマーは、どう捉えるのか。
この音質で20万円台を目指す5514は、本当に興味があります。
店長も、この音質で20万のアンプなら、凄いと言ってました。
能率の高いSP使ってらっしゃる方なら、本当にいい相棒になりそうですね。
5.音のエ○さ(オマケ)
エ○さに関しての評価としては、女性ボーカルということで、
リッキーリージョーンズのPOP POPというアルバムを使って比較しました。
いわゆるボーカルが濡れている感じというのは、11S1の方が、やや出ているのかも。
店長も、11S1の方が、胸がデカイなどと意味不明?な事を言ってました(汗)
内面的なエ○さに関しては、5513かもしれない?僕は美乳派ですし(爆)
駄文失礼しました・・・。
私の環境と、知り合いの環境での試聴記を書かせて頂きます。
雪の中、お互いの家を5513を担いで、行ったり来たりです。
寒かった・・・。
私の環境
・CDP SANSUI CDP-717DR
・DAC 自作(PCM61P 8パラレル+OS-CON)
・AMP 自作(SATRI Ver4.3 抵抗、ATTはNS-2B)
・SP JBL4343
・マンションの7畳ほどの部屋。私のお城。
オーディオと工作工具以外に、何も無い・・・。
DACとアンプは、SATRI-LINKで接続。これをしてしまうと戻れない。
私のお城には、暖房がオイルヒーターしか無く、
気温の立ち上がりが悪く、この季節、寒くて辛いです。
よって、なかなか部屋に引きこもる事ができないです。
知り合いの環境
・SACD SONY SCD-1
・AMP アキュフェーズ E-305
・SP タンノイ スターリング
・マンションでリビング兼用。
アンプの買い替えを、希望なさっている。
奥様からの視線が・・・アツい!
お互いの感想をまとめて書かせて頂きますと、
まず5513の特徴の一つ、怖いくらいの定位の良さが、挙げられると思います。
ピアノトリオにしろ、オーケストラにしろ、楽器の配置が明瞭に分かり、スピーカーの間は壁なんだけども、先を見通せるような感覚が、いままで試聴させてもらったSATRI製品の中でも一番強いと感じます。
うちのJBLとの組み合わせだと、とても鳴りっぷりが良く気持ちいいです。
久し振りに、いい音を聴いて、鳥肌が発ちました。
今までより一層、駆動力が高まり、自分の求めていた、もの凄く固くて、ハイスピードで、重心の低いズーンという低音が出ました。
音色としては、
あまりにフラットだと、ちょっと味気ないのですが、5513は、今まで聴かせて頂いたSATRIアンプに、+αの最適な味付けが出来ていると思いました。これがエロスな部分なのだと思います。
そして、情報量の多さは特筆です。
演奏者の指使いが分かる。
知り合いの宅でのSACDのハイブリッド盤の切り替え試聴では、明確に情報量の差が分かります。
現在のアキュでは、ここまで差は分からないとのこと。
私も、自宅のアンプでは、情報量が物足りなくなってしまったので、あまり聴けませんでした。
情報量が多くなると、音量が大きくなって聞こえる感覚は不思議ですね。
知り合いは”測定器みたいなアンプだ”といってました。
そして”なるほど〜なるほど〜”と連呼していました。
この方は交響団で、楽器を弾いている方なので、演奏者としての視点から、音質を評価出来る方だと思いますが、まさにその通りで、基準の音、正しい音がでる、プレーヤーからの音、ディスクからの音がそのまま出るみたいな、イメージでしょうか。
今回の5513は、確実に正常進化していることを、確認出来ました。
5513は、本当に欲しいアンプですね。
幸いだったのは、実家に置いてあるSATRIスピーカーでの試聴を、しなかった事でしょうか。借金せずに済みましたよ(笑)
50万あったら、少なくとも独身時代なら、大人買いしていました。
試聴の機会を頂きまして、本当にありがとうございました。
以上にて、私の試聴記を終えさせて頂きます。
藤村さんの試聴記
環境は次のとおりです。
マランツSA8260→HDA-5210(プリ機能追加機)→5513→
自作スピーカー(dynaudioT330D+20W7504)
5511mk2を持ってますので、それと比較しました。
方向性は、5511mk2の延長線にあると感じました。
でも、やっぱり違いました。良くなっています。
感じた点を、いくつか挙げます
●ライブ感そのままに、フォーカスがシャープになる。
5511mk2のライブ感を残したまま、より音がシャープになります。
●奥行き、高さがわかる
左右方向の定位は、5511mk2でもかなりのものだったのですが、更に奥行きと、高さが感じられます。
ヴァイオリンとギターのソロでは、ヴァイオリンが立って弾いていて、ギターはいすに座って演奏してる様子を感じます。
これは、5511mk2では、思わなかったものでした。
また、オーケストラのでは、管楽器等が後方で演奏している位置がよくわかります。
●オーケストラのの中のソロが生々しい
オーケストラの臨場感をだすのは、難しいと感じておりますが、5513では生に近づいていました。
演奏中に出てくる、ソロのパートが埋もれずに、本当に実在感をもって聴こえてきます。
5511mk2でも不満は無かったのですが、5513を聴くと、ああこれが演奏会に行ったら聴こえる音だと感じます。
●ボーカル
ボーカルは5511mk2の時から生々しかったのでそんなに驚きませんが、やっぱりいいですね。
部屋を暗くして聴くと、本当にそこにいるとしか思えません。
永井さんの機器試聴では、今まで再現できなかったCDに入っている音が、聴くたびに出てくるので、いつも驚きます。
人間の耳もたいしたもので、なかなか生演奏と聴き間違えてくれませんが、どんどんだまされる範囲が広がってますね。
今後も、ますますの進化を期待してしまいます。永井さんよろしくお願いします。
いつもながら、試聴の機会ありがとうございました。
古郡さんの試聴記
5513の試聴記を送ります。
試聴環境
CDトランスポート CEC TL51X
DAC DAC2.7(改)
プリ 自作(SATRI V4.3)
アンプ A級33Wアンプキット
SP B&W N804
こんな感じです。
試聴にあたっては、アンプのみ5513に変更しました。
まず第一印象は、スッキリと聞こえることです。
付帯音がキットより数段少なく、特にボーカルなどは周りの音から浮き出るような感じです。
さらに定位が良く、クラシックなどではソリストの立ち位置がより明確になり、歌声が互いに干渉していないような感じがします。
音場も上下左右、奥行きともに広くS/Nも抜群です。
ボーカルはやはり皆さんがおっしゃっている様に、口の動きがわかるくらいにリアルです。
試聴にあわせて友人も呼びました。
音の傾向としては一緒だが「キットとは次元が違う音」だと。そして、ただ「スゴイ」と(笑)
特に「エンヤ」など、ややもすればボーカルも伴奏も音が一塊になって聞こえがちなソフトも、ボーカルがすっと独立して聞こえる様には驚いていました。
もう一人の友人は、筋金入りのJAZZファンです。
高解像度で雰囲気で聞かせるタイプではなく、CDに録音されている音をすべて再現させようとするアンプ。
モニター的な鳴らし方で、まさしくA級の音だと言ってました。
ただ、JAZZ専用にするにはちょっと素直過ぎる音かもしれないとの意見もいただきました。
このたびの試聴で大量のCDを聞きまくりましたが、まったく飽きることが無く日々新たな発見がありました。
このような機会を得られたことに感謝すると共に、「キットのV8.0化」も真剣に考えています。
「あの音を聞いてしまったら、じっとしていられない」と言うのが的を射た答えなのかもしれません(笑)
moonbearさんの試聴記
AMP-5513 (Type B)が届いてから1ヶ月ほど経ちました。
AMP-5513購入前のシステム構成です。
パワーアンプ:AMP-5512K(V4.3+V5.1レジン、DALE巻線ATT、出川式電源他) スピーカ:Spendor S3/5se トランスポート:CEC TL-51X DAコンバータ:DAC9710改SATRI(V4.3)I/V自作DAC、出川式電源 DAC〜アンプはSATRI-LINK接続です。
アパートの6畳和室の環境です。
試聴ディスク
(1) Wynton Marsalis : Live at the house of tribes
(2) 小野リサ:Romance Latino Vol.2 Bill Evans, George Winston, Chisa&Mino
他いろいろです。
5512の音をずっと聴いていましたので、5512との比較になるかと思います。
初めて電源ON直後:さすがに新品という感じで少し硬い感じがします。多少メーカでエージングされてると思いますが、長年使い込んでいる5512の方が滑らかな感じがしました。ただ基本的にはSATRIアンプらしい素直で自然な音です。
42時間経過:だいぶエージングが進み、硬さがなくなり情報量が増えてきた感じがします。何枚かCDを聴いているうちにどんどん解像度が上がっていく感じがしています。音のニュアンスがよくわかるというか、いままで気がつかなかった演奏の微妙な強弱がわかるようになりました。既に5512を超えています。
66時間経過:いよいよ本領を発揮し始めたようです。さらに解像度が上がり背景までよく見通せるようになってきました。迫力があるのですがゴリゴリ押し出してくる力強さではなく、奥の方から湧き出てくる感じというのでしょうか。これはいままでにない感覚です。
ここで一度5512に戻して聴いてみました。聞き慣れたいつもの音ですが、5513を聴いてしまうと全体的にやや解像度が甘い感じがします。楽器の分離が今ひとつというか。5512だけ聴いていればきれいで澄んだ音だしこんなものかなあと思ってしまいますが、5513の音を聴いた後では何か物足りなさを感じてしまいます。
186時間経過:5513の音はほぼ落ち着いてきたと思います。5512に比べて解像度は数段上で、音場の深いところまで見渡せます。また背景がとても静かに感じます。楽器と楽器の間の空間に余計なものがないというか。広い音場にピアノなどはきれいに広がって、トランペットやバイオリンなどはぽっと浮かび上がり音が立体的に聞えます。音が立体的というのも変な話ですが、今までは普通の絵本だったのにそれが飛び出す絵本になったような感じでしょうか。ボーカルも5512ではややクールな感じでしたが、5513ではとても生々しく目の前で話しかけられているような感じです。低域方向も床を這う帯域まで伸びていて、小型スピーカでもベースがうなり、弦を弾く音がとてもリアルに聞えます。ただ、ベースがブルンとうなるのですがオーディオ的な過剰に押し出す低音ではなく、スピーカにまとわりつかない切れのあるベースが聴けます。この辺が音量を上げてもうるさくならない理由の一つなのでしょうか。5512でもそうでしたが小音量時の再現性が5513ではさらに上で、バランスが崩れず高い解像度のままで、音量は小さいのに細かな音がきちんと聞えるので不思議な感じです。
現状、Type Bそのままのボリューム仕様でこれだけの音ですから、アッテネータへ交換したらどうなるのか楽しみです。もう少し鳴らし込んでから交換する予定です。 今後ともよろしくおねがいします。