李鐘鶴の真剣勝負/この製品の実力を検証する。 BAKOON AMP-5513
招待客 李han cheol(録音技師)
1993年に創立されたバクーンプロダクツは、‘夢喰(BAKU)+運(UN)'の合成語で夢を掴む事が出来るという意味がある。その間バクーンの永井社長は韓国人の趣向に適した製品を開発するなど、一際韓国に対する愛着が強い姿勢を見せてくれた。それだけ同社が発表した前作SC7511KRは評論家や愛好家達の爆発的な支持を受けた。今度新たに発表されたバクーン5513 パワーアンプも世間の期待を集めている。
【偶然な出会い】
特に寒い冬の晩、私たちの乗った車は足を引き摺る様にソウルから車で1時間あまりのところにあるリゾート地で有名なヤンピョンに向けて走っていた。時間はもう 夜の9時を過ぎたし、寒風は激しく窓を通じて入って来たし、ぽつりぽつり灯ている街灯だけで道は大変暗かった。一体この時間に何のために3人の男がヤンピョンに向かって行かなければならないんだろう。やがて地図に描かれたとおりテーミョンコンドミニアムに差し掛かった所、急に闇をくぐり抜け明るく火の灯ったカフェーが一つ現われた。まるで ‘ホテルカリフォルニアの初句節のように、一夜の闇の中に現われたそのカフェーの姿は歓迎そのものだった。
急いで車から降りた3人は静かにドアを開けて中に入って行った。 そこには、20人近い人々がもう席を占めたまま、静かに音楽瞑想にふけっていた。 ここが"歓ミュージックカフェー"親しげに主人夫婦が歓迎して呉れた。裏手に用意したワインをグラスに一杯注いでゆっくり香を味わいながら試演中の器機などを覗いて見た。もう本紙 65号真剣勝負で扱った事がある MBL 12l E スピーカーが特有のフェラーリの赤色の鮮烈な光を発して真冬の物寂しさ音楽的な熱気で余す事なく暖めていた。
・・何と音が違う。
確かに私が知っている MBL 12l Eではない。実は多くの試聴環境でこの製品をモニターした筈で、或る程度の実力知っていると思ったが、まるで一発殴られた様に透明で甘美でまた重たい低域まで、堂々とした音が流れ出て来るではないか、瞬間その席に凍りついてしまった。仲間の中でプリアンプ製作者でよく知られた K 社長も魅入ったような表情だった。そういえば片隅のスーツを着た白髪紳士一人が、心配そうな表情で一座を見回していた。「この位の音なら納得出来るでしょう」と言いたげな表情は堂々としており、そこに何の違和感もなかった。
最初の出会いからバクーンのAMP- 5513 パワーアンプは何が違っていた。しかし正確に何が違うのか分かるまでは数ヶ月の時間が必要となった。
話はバクーンの永井社長と K社長に要約される。その日の偶然な出会い以後、K社長はバクーンアンプとその独特の設計方式に感銘を受け個人的に研究に研究を繰り返えす。彼を通じて最終結論を聞いた筆者は驚くしかなかった。
やがて永井社長を個人的に招待した K社長は技術的な部分と人間的な交流まで分け合う間柄に発展した。今度真剣勝負行事の時も永井社長が直接参加して多くの評論家と対談をするほどになったから、その晩の縁がこの席までつながったという点で意味深かった。
【バクーンアンプの秘密】
それでは果してバクーンアンプ 5513の音がどうして心地良いのだろうか。実は詳細な技術的な部分まで知る知識がない筆者は K社長の力を借りるしかなかった。彼が歎服した発想の転換という部分をまず紹介しなければならない。
オーディオで一番重要なのがソースにある情報を最大限損傷なしでスピーカー迄送らねばならない事を分からない人はいない。CDプレーヤーからアンプ、そして各種ケーブル類に至るまで、全てが必要なことは伝送で一切の雑信号流入や損失を防止するという事だ。それで純度が高い銀線を使うとかトランス、コンデンサーなどを改良するなど知名のメーカーが悲壮な武器を持ってこの戦争に参戦している。
ここで一つ指摘しておかなければならない事は、この全ての行為が電気的な動作で成り立つという点だ。とても当たり前の話だが、実はここに落とし穴がある。プリアンプから見ると、大部分の製品が交流として入力段に入って来た信号を電圧増幅して処理をする。 なぜなら、入力段に入って来た信号自体が微弱だから、これをコントロールする為には適度の増幅が必要だからだ。この過程では大部分 OP アンプを通じて増幅する。そして一定にコントロールが完備されたら交流信号電圧信号としてパワーアンプに伝達するのだ。
パワーアンプも交流信号を受けてスピーカーをドライブするための電力増幅をする。ここで電力増幅と言う意味をよく理解する必要がある。真空管式とソリッドステート式が違うからだ。真空管アンプには大きい電圧を掛ける事が出来るから強い電圧が掛かる一方、電流は小さく掛ける。一方半導体増幅器では、大きい電圧をかける事が出来ないので電圧を弱くした状態で電流を強く掛ける。いずれにしてもこの様な電圧と電流を掛けた値が電力になるので、同じ50W或いは100Wの出力でも真空式と半導体式はその性格が違うということだ。
それではバクーン 5513 パワーアンプの特徴は何なのか?
実はバージョン8.0まで進化した SATRI 回路の核心がすぐここにある。言わば通常的に使う電圧増幅を最大限抑制しようというところにある。電流増幅と違い電圧増幅はその過程で相応の歪曲を伴うからだ。だから、この歪曲を避けるために電圧増幅を最大限抑制する方に発想を切り替えたのだ。
その結果、初段に入って来た信号を電流に変換し、増幅をした後コントロールする。もちろん、この過程で少しの電圧増幅が介在することは事実だ。しかし無視しても良い位の数値と思えば良い。そしてこの信号は決った回路に付いてアンプに必要な過程を経た後、最終的にボリューム段をパスした後、インピーダンス変換されスピーカー駆動に必要な電力を得るのだ。
即ち通常的に流入された信号を電圧増幅してセレクタ、トーンコントロール、ボリューム等の過程を経った後パワーアンプ段に移る過程を略したまま、最終段のボリューム段で電流から電圧に変換されるようにしたのは特異で、その結果ボリュームで発生する損失も相当部分減らした中に、ひたすら電流を主とした増幅をするというのだ。言わばアンプに必要な機能を効果的に使うために最大限電流増幅の概念で設計をしたのだ。
こういう場合、K社長が悩んだ問題が一つ発生する。地球上に存在する大部分のプリアンプが利用価値がなくなるのだ。如何言う事かと言えば通常的に製作されたプリアンプは必然的に電圧増幅をするしかないのに、その回路自体がバクーン 5513 パワーアンプに会えば雑信号だらけになるのだ。
実際出そうとする透明度や純度を自慢するプリアンプを繋いでも体質的な限りで本機独自的な音と比較されると何か霧が掛かった様に息苦しく、汚くなるのだ。しかし、やっぱりプリアンプのないパワーアンプだけの音も限界がある。特に、プリアンプで作り出す広いササウンドドステージと個個の楽器が持っている鮮やかな音像は直結をもっては到底解決することができない境地でもある。したがってこういう矛盾がある前代未聞の製品を今度の号に登場させた事は、もしかしたら必ず必要な事かも知れない。
ただ、カンドスのクランレベの様に一定のボリューム調整とマッチングの妙味を生かし最大限バクーン 5513の純度を犠牲させない中にプリアンプの役目をはかる方法もあるから 、結局、使う人の老練な手助けに答がないかと思ったりする。
【招待客との対話】
参考までに、今回、試聴会に招待された方は519録音スタジオを運用しているLEE HAN CHEOL氏だ。元々ロックバンドでギターを弾いていて豪州にスタジオ録音を勉強されて、芸術の殿堂で長い間オーケストラ実況を録音した経歴がある方で現在チョン・ミョンフンさんのベートーベンの交響曲全曲を録音しようとする計画をしていらっしゃいます。
音楽に対する該博な知識だけではなく現場とスタジオモニターの音に精通しているので、今度試聴で少しの変化にも敏感に指摘をして見た機宜実力を検証するのにもっとな適任者ではなかったかと思う。一方、試聴に動員された機器を見れば、CDプレーヤーにはメリディアン508やバイスのゼイスン(CDT)十メディア(DAC)、プリアンプにはクランレベ、サイロス 6、オルニック4000MK2等が動員されたし、スピーカーはチェスキー C-1とエベン X-セントリックを交互に使った。
まずチェスキーC-1スピーカーにメリディアンのCDプレーヤーを連結してインテグレーティッドとしてのバクーンの実力を見ましょう。
ミルバの"自由"と言う曲である。
実はこの曲はグランレベのテープのインアウトを通した音と何もかけない音と差異を試したがその差異は無視することができないですね。
普通テープインアウトを使えば、ほとんど直結のような概念で見ても構わないのに、
その間に多くの増幅器を経ったということが感じられるほどに単品で使う事と差があります。
当然単品の方が音が清くて、正確であり、リアルです。
こんなに少しの素子だけ介入しても、それを鏡のように反映するアンプは初めて接しました。
私もびっくりしました。
後で実験してみますが、この状態でどう工夫しても、まさに混濁した感じに陥ってしまいますね。
ただ、このアンプとチェスキー C-1スピーカーの間の相性は凄く良いです。
低域もはっきりしていて帯域バランスも実に驚きで駆動に何の問題もありません。
それではエフゲニース・ベトラノフが指揮したチャイコフスキーの交響曲第5番を聴いて見ましょう。
明快にオーケストラを分解しながら、いつも聞くチェスキーでは想像出来ないスケールで圧倒し迫って来ます。
どの位真実にレコーディングに盛られた情報をこちらに伝達しようとする能力は側面から見れば高い点数を与えることができるササウンドドです。
その上録音当時ちょっと曖昧に処理された部分も逃さないで捕捉してびっくりさせます。
平素スタジオモニターで聴くほどにこの様にホームオーディオで再現するササウンドドと差異がある様ですが・・・・そうです我々はパワーの取扱いが高くてダンピングが強い多少パワフルなササウンドドを聞いている。その面でこの様なササウンドドは大変精製されていて高品位だと思います。
そうですね
もちろん、こちらはこちらどおり魅力があります。
オーケストラ録音に関心が高いとおっしゃったから今度もスケールが大きいソースをかけて見ます。
イングリッシュ・ペーシャント'という映画音楽です。
スケールもすごくて、迫力もあるがどことなく端正だという感じもします。
録音されたソースを正確に反映する側面で少し恥知らずな感じもします。
どうも そよそよと 若干柔らかく移り変わり山場もなく有りのまま表現するから、かさかさな印象もあるのに、珍しくも全体的なササウンドド音は温みがある。
質感がきれいで、余韻があり、暖かく心をくるむのです。
こんな対照的な感じが一箇所に調和していることは珍しいケースだとします。
ジミ・ヘンドリックスの激しいギターの一節が圧巻である"LITTLE WING"を掛けて見ます。
出だしの鋭い音色のイントロを広げる所から若干柔らかく移りいく感じがします。
ドラム、ベースが押し寄せる所に惜しい気がする。
率直にもうちょっと荒い感じで出なければならないのに、全体的にきれいに飾った印象です。
ロックの場合は、録音の正確なことも重要だが得有の熱気みたいなことが捕捉されなければならないから、ちょっと不足じゃないかなと思う。
今度はクランレベのブリアンプ繋いで、プリアンプの荒いササウンドドはどの様に変るか探って見ようと思います。
K社長が1ヶ月かけてバクーンとの整合を模索した結果グランレベのボリュームを5.5に固定した後にバクーン 5513 パワーアンプによるボリューム段で音量を調節すれば良いと言うことで、そのようにしてみます。
又ジミヘンドリクスを掛けて見ます。
解像度面では大きくは変らず彼特有の荒っぽさや汚れが付いて出てくる様である。特にプリアンプを通したら透明度面では低下している感じですね。
個性が強いグランベリ程全体的な音の性格がバクーン5513よりはこちら側に近づいた様です。
又低域がもう少し拡張してササウンドドステージが広がった気分がします。
今度はチャイコフスキーを聞いて見ましょうか。
私がオーケストラを録音する時特に神経を使う中低音です。
ヴァイオリンの場合高域でのディテールを捕捉するのは簡単ですが中低音を掴むのは容易でないのです。又ブラス楽器にも多くの努力が必要です。
ブラスだけ聴いてもこの録音は良く録れたのかそうでないのか判別できる程度ですからね。
その面でこの録音は過度に良く録れた様に思えない。
ところでバクーンの設計者はどんなスピーカーとマッチングする様にしているんですかね。
日本では主にフルレンジスピーカに多く繋ぐ様ですよ。
しかし、私個人の所見では現代的なスピーカーが合うように思います。
後でエベンのXセントリックのようなスピーカーを繋いでこのアンプの性格がより良く出ると思われます。
今度はカルイの ‘ベルリンでの愛' を聴いて見ます。
CDプレーヤーはバイスの物に変えて、もうちょっとクオリティを高めた状態にして、プリアンプを通した音とそうでない音と比較して見ましょう。
インテグレーティッド聞いた時音が清くて透明な一方熱気が不足で、プリアンプを繋げると透明度は落ちるが帯域が広がった気がする。
しかし、MID RANGE で何かがBOOSTした印象でないでしょうか?
個人的にはプリアンプを繋げない音がもっと気に入ります。
家でこういうシステムで聞く時、どうしてもササウンドドステージを期待します。
私の場合はどうしてもプリアンプをつなげますが、直結した音は試聴上透明だが、どこかオディンの祈ったような印象を消すことができないです。
またソースにシリンダーロウムと熱気が一緒に表現されなければならないじゃないでしょうか?
今度はサイロスの PRE-Xvs プリアンプに換えて見ます。
またカルイの歌です。
ボーカルがもうちょっと可愛げに迫ってきます。
グランベレと正反対の傾向と言いましょうか?
しかし、下側が寂しいですね…。
ベース音がとても単調で、パーカッションのアタック感も弱いです。
ただ、ボーカルの位置はより明確で、もとの場所を占めた感じです。
個人的に質問を一つします。
外国のよくできた録音を聴けば、バックの楽器演奏と明確にボーカルが仕分けされて真中にある感じを与えます。
このようにボーカルを定位させることに特別なテクニックがありますか?
主に圧縮機を使ってボーカルの位置をつかみ出すのに、これが大変難しいテクニックです。
これをマスターすれば、ボーカルをこれからあるいは後から定位させることができます。
今度はオルニックの L-4000 MK2 プリアンプに替えて見ます。
またカルイを聞いたらサイロスよりも一枚上という感じがしますね。
非常に高級な音です。
ベースの場合は無理やりに引っぱる感じもなくて、パーカッションは平素聴いている様に出ます。
オルニック L- 4000 MK2とバクーン 5513は実際音の傾向も似ていますよね。
アンネゾフィ・ムッターのチゴイネルヴァイゼン'を聞いて見ます。
これは荒れてますね。
荒っぽく追い込んで、荒く急きまくらなければならない重要な時で力なく底に沈んでしまった。
音がかたまって・・
相性があまりよさそうに見えないです。
やっぱりバクーン 5513はプリアンプを連結するよりはインテグレーティッドで使った方が良いという考えです。
今度は組合せを変えて見ましょうか?
はい、エベンという新生ブランドから出た 2wayブックシェルフ型スピーカー、 X-セントリックを聴いて見ます。
ハンソゼドという人がシューベルトの ‘冬の旅人' を新しく演奏したアルバムですが
高価なマイクを使った録音ですね。
初頭部の遠くからおぼろげに打つ太鼓の音やシンバルをブラッシュで弾く音などが徐徐に大きくなってブラスの破裂音まで加った一連の重要な部分が手に取るようにリアルに迫ってきます。
そういえばこのスピーカー、音場感がすごいです。
実はエベン X-セントリックはアンプに多いお金を使うと底力を発揮する器機です。
そんな面でわずか 35Wの出力を持ったバーク 5513がこの位の音を出すという事は
奇蹟とでもしましょうか?
そうなのにこの録音は他の録音と違い、音場感がすごいのに特別な秘訣がありますか?
笑われるかも知れないが二層を前後に敷いた録音です。
初め DJらが考案したことであるところ、バックグラサウンドドに音を敷いてその前にまた音を覆う式にして深い音場感を考案したのです。
ジミー・ヘンドリックスを又聴いて見たら、初盤部の過激な他にイントロや熱気が充満するドラムベースのつんざきが豊かに再現されました。
まるでこのスピーカーとバクーンは最高の相性で良く似合います。
スタジオモニターの音に慣れた私にこんなホームオーディオの別の魅力は非常に新鮮です。
最終使用者たちがどんな音を捜して楽しむのか、この機会にまた考えさせられて楽しかったです。
機会があったら、もう一度このアンプの音を分析したいですね。
長い時間試聴に臨んでくださってありがとうございます。
有難うございました。
評論家の先生たちの講評
●アンプは勿論、日本から渡って来た製作者の風貌も記憶に残る。
どうして、こんなに優秀な製品が、日本よりむしろ韓国で大きな評価を受けるのだろう。
そんな面で眺めたら、製作者は日本人の体臭より韓国人の色彩がもっと濃いようだ。
青磁が分かるなら評価しなさいというように、かたくなな職人のように、あまり言葉もなく黙黙と眺めている姿が気に入った。
国内の有名なアンプ製作者であるK社長が、このアンプを開けてみて、‘この製作者は天才と言ったということ以上の誉め言葉は必要無いと思う。このパワーアンプはアンプに対する一般的な概念を覆してしまった。
試聴をしながら筆者は、今までのオーディオに対する考えに混乱と儚さを感じた。
仲間の評論家一人が、皆で共同購買ができないのか調べようという事まで言った。
皆、今まで使ってきたパワーアンプを処分してそのままAMP-5513で満足したいという想いが、まだ消えない。
(ギナム)
●筆者は同社の前作である SC-751l KR インテグレートアンプに新鮮でシャープな3極真空管らしいサウンドが気に入って、購入したいという考えをしたことがあった。
ただ‘出力がもうちょっと…' と望んだが、製作者は見抜いたことだろうか?
35Wと言う出力はスピーカーの駆動力がよほど良くて、アンプのスタイルも堂々とした姿で登場して心をときめかしてくれる。
そのサウンドは、真に綺麗で良く整頓されている、こっそり深い山奥で薬水一服を飲むように胸に清涼感を与えてくれる。
音楽をジャンル別に加減するのでもなくて、ありのまま聞かせる。
また、大型スピーカーは大型らしく、小型スピーカーは小型らしく音楽を念入りに鳴らしてくれているようだ。
淑やかに生じた美少女が井戸の周りで野菜をさくさく切っている姿を見ているような感じだ。
(ナビョングウック)
●いろんなスピーカーたちを連結して聞きながら感じた点は、AMP-5513の価格がとても安いのではないかという点だ。
スピーカー駆動力でも価格面でも何倍も高価なパワーアンプに全然立ち後れなかった。
それにプリアンプを必要としないから、おびただしいコストパーフォマンスを狙うことができる。
勿論、1千万ウォンを超える高価のスピーカーを持っていらっしゃる愛好家たちはバクーンの 5513 パワーアンプを使うところに相当な心理的抵抗を感じると思うが、入門段階にいる愛好家たちには少ない金額で高価な装備效果を見られるとても良い機会ではないかと思う。
(バックサングソブ)
●SATRIという少し不慣れな回路構成と、中世の鉄甲服を連想するようにする錆たようなフロントパネル。
この出たらめな発想は確かに復活したドン・キホーテだ。
また、純A級動作の採用は今の時代には度が外れているかもしれない。
しかし、このような芳醇なサウンドを醸しだす本機の秘密、果してサトリ回路の正体は何か?いくら拗っても、そのままは手がかりが出ない。
筆者は瞬発力がすぐれた派手なサウンドと纎細な表情など、矛盾する予想を覆す音を出すのを最後の手がかりとして指目する。
ところで低い出力にも充実な駆動力を持った点と、スピーカーとの直結を通じて高級プリアンプたちを無用の物してしまうことなどこそ、四つの秘密を解決するのに決定的な手がかりがあると信じる。
(朴容態)
●試聴室に初めてたち入ると、広やかな空間をいっぱい満たすジャズのメロディーに、ここがジャズバーになったのかと言う気がするほどだった。
舞台全面に並んで立っている演奏者たちの姿と、汗を流して胸の中の深い悲しみを噴き出しながら歌う歌手の熱情さえ感知されるほどだ。
高価なCDプレーヤーに連結をしたとは言うがパワーアンプとブックセルフ・スピーカーから出る音とは想像しにくい芳醇なサウンドが室内をいっぱい満たす。
スピーカーを変えてトール・ボーイタイプであるピーク・コンサルタントのエムプレスに連結して見た。
アンプの大きさから信じられないほどの低域の駆動力も良く、ジャズの試聴感もとてもリアルだ。
CDを変えてみたら、少し鋭くて刃が立ったような音がする。
こんな不満を話すと DA コンバータをバクーンのDAC-2000に入れ替えて聴かせてくれた、これはまた、全然違った音だ。
まるでアナログを聞くように量感が豊かで音楽が物静かになって、また他の感じで胸を濡らしてくれる。
(イギュタック)
●この価格帯では到底思うことができないすぐれた製品だ。
音の余韻と結び目、音楽的温もりと音の正確性、纎細さと豊か、フォルテッシモとピアニッシモの表現力などをこんなに良く調和させた製品をこの位価格帯で捜すことはたぶん不可能だろう。
スピーカー駆動力も卓越で音均衡も安定しているし、それに量感と繊細感、速度感と余韻という両立された要素まで絶妙に具現している。
クラシックからジャズまで何一つ不足感がなしに描き出す音楽的表現力と、足が強いながらも正確なそのササウンドドに感歎を禁じえなかった。
プリアンプが必要ないという長所まで取り揃えているという話は、すぐれた性能の前ではかえって蛇足に過ぎないだろう。
(政丞県)
●噂だけで入って来たバクーンAMP-5513 パワーアンプを今日、初めて接した。
常に関心はあったが機会が無くて、前作であるインテグレートアンプも試聴出来なかった。
一応初対面でデザインと仕上げはビンテージ志向と言う感じを受けたが、端子がある裏も器用に処理してかなり良い印象を受けた。
一番重要な試聴時間、見た目は本当に暖かいながらも解像力面では現代的なサウンドを聞かせた。
筆者は小編成でも大編成でもジャンルを選り分けないで試聴に臨んだが、不満足な感じを全然受けることはなかった。
それでも大きく満足しなかったが、筆者に強い印象を残したのが一つあった。
すごく柔軟で厚い質感のサウンド、そして非常に自然で美しい音を聞かせているという事実だ。
今の感じが当たるのか、もう一度試聴して見たい。
(虚星与)