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PRE-7610 MK3 試聴記

PRE-7610mk3

moonbearさんの試聴記

PRE-7610MK3試聴記です。

システム構成
Power AMP : SHP-5516M
SP : Spendor S3/5se (AVケーブルテクノロジーズ社製SP-6P + UT-1Qバイワイヤリング)
CDP : CEC TL51X (+ FIDELIX社製クロックジェネレータ : Pure Rhythm1)
DAC : FujiwaraさんのDAC1794-3.5 ベース SATRI-IC-SP V1.0 + V5.1 電流出力化
マイルス・デイビスとかバーンスタインとかnaomi & goroなどで試聴

現状のシステム構成はDAC~SHP-5516M直結でプリのない環境なので、プリの有り/無しで比較するかたちになります。
7610MK3が届いた初日はSATRI-LINK用ケーブルが1ペアしかなかったので、DAC~プリ間をテフロン金メッキ線によるSATRI-LINK、プリ~パワー間をテフロン銀メッキ線による電圧接続で聴いていました。
その後、部品だけ揃えてあったテフロン金メッキ線とカナレのBNCコネクタでもう1ペアSATRI-LINKケーブルを組んで、オールSATRI-LINKに変更しました。
電圧接続では若干鮮度が落ちた感じで、7610と5516の組み合わせではグレード的にバランスがとれないのかと思いましたが、オールSATRI-LINKにしてからは電圧接続のときのような感じはなくなりました。やはりSATRI-LINKにしないと本領発揮とはいかないようです。
ジャズ、オーケストラ、ボーカル等いろいろ聴いてみました。
プリを入れて見通せる範囲がなんとなく狭くなったような気もしますが、逆に全体が静かになった印象です。
楽器の居場所とかかなり整理されたように聞こえ、音の出所がよりはっきりしてきました。音が濃くなったというか、音の出所と力の入りどころがビシッと重なって、今まで全方向に広がっていた5516のパワーが前ならえしてこちらに向かってくる感じです。
しかもそれが重たいものではなく、5516のもつ軽さはそのままに。ジャズ向けにはこの塊感が心地よいです。
全体に若干柔らかい感じがするのは、ゲイン調整がボリュームだからかもしれません。ジャズ系を聴いていると重心が中央よりで前方に展開する感じなので、オーケストラでは奥行き間が薄くなるのかなと思ったのですがそうでもないんです。プリ無しの時より奥の方の楽器が聞き取り安く、きちんと奥行き方向にも展開しています。見通せる範囲が若干狭くなった印象があったのは見通せる距離がわかってしまう余計な音(付帯音?)があったからで、余計な音がなくなって距離感がわからなくなったとも感じられます。
まあそんな余計な音があっては困りますし、あくまで感覚ですが。
プリ無しのストレートな感じも良いのですが、プリを入れてからの力の入り具合は絶妙で聴いていてとても楽しいです。
7610MK3だけを聴いている分にはこれで十分と思えますが、人間贅沢なもので7610MK3がこのレベルだとすると5410の後継がどんなことになるのか期待が膨らんでしまいます。

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