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SCA-7511 MK3のデモ機を試聴させていただきましたので、試聴記をご連絡いたします。
取り急ぎ(いつもそう)テキトーにつないで音出し。
ピンコードの片チャンネルが根本まで入らないが、そんなのおかまい無し(笑)。
あれれ、何か音が変。そうそう、安定するまでしばらく時間がかかるのよね、このタイプは。大手メーカーには(さまざまなしがらみが多すぎて)できない芸当(笑)です。
第一声を聴いて、「うーん、まったく現用機AMP-5512Kとの違いがわからない。」
僕のはV8.1/SPV1.0/V10をおごっています。
じっくり育てながらここまでやってきた現用機に対し、目の前の小さな試作アンプ
がまったくひけをとらないことにまず驚きました。
今から始める人は最初からこれが聴けるんですね。
長岡A級ディスクから行ってみましょうか。
ジョージクラムの『夏の夜の音楽』を聴いても、全く5512との違いを感じない。もうすばらしいの一言。
なんだけど、聴いているうちに何か違うような、、、何かより自然なんですよ、いままでとは。
オーディオが消え失せた?
宮沢明子のピアノでも、一聴、おとなしくなったか、と思ったのですが、聴きこむ内に、実は5512には何らかの(ほんのわずかな)作為があったのでは、と感じさせます。
指使いの感触、ピアノと奏者の存在感の向上が感じられます。
作為を無くしていく方向の改善なのでしょうか、今までのように「明かな激変」とはいかないようですが、確実に前進しているようです。
マイルスの『カインド オブ ブルー』の冒頭のベースの芯がリアルになっています。全体の印象もより洗練された方向に向上しています。
何の変哲も無い再発盤なんですが、一体どこまで「音」が入っているんでしょうか?
夏が来たようなので、はっぴいえんどの『風街ろまん』から「夏なんです」でも聴いてみますか。ドラム、ベースの芯がよりリアルな感じがします。
今42歳の私が3歳の頃(笑)に発売されたレコードのようですが、それが今、現在最新の機器で、まるでよみがえったように鳴っているわけです。
機器の違いをまとめてみると、
AMP-5512K:V10有り、V5.1無し、セイデンアッテネーター
SCA-7511 MK3:V10無し、V5.1有り、V6.2有り、V9.2有り、V11.4有り、ボリューム
になります。5512にはパートナーとして十分な恩恵を受けてきましたが、そろそろ(さみしいですが)現役引退の日も近いことを思わせる試聴でした。
追伸1:ヘッドフォンジャックがあったので、ヘッドフォンでも聴いてみました。
これまたすごかったです。ドラムが「スコーン!!」と抜けます。この端子にも各SATRI回路の恩恵が入っているのでしょうか?
先週末にSCA-7511mk3 が届きました。慣らし運転が終わったあたりですが,印象を記します。
現ラインナップは,DAC-2000SP, PRE-5410mk2SP, AMP-5513SPで,AMP-5513SPに替えてSCA-7511mk3 をつなぎました。
ソースはCD(PC-HD type)です。
SP駆動をバイアンプにしたいという希望があるのと,V11を体験 したいという動機です。
一聴してサトリの音調でまず安心しました。すなわち,ニュアンスと力 感が両立して,音楽に入り込める音調です。
以前聴いたことがある SCA-7511と比べ,歪感がさらに少なく分解能が高い印象です。中域が充実していてやせた感じが無く,品位がありながらエネルギー感を感じます。安っぽい感じが全くありません。
コンパクトアンプですが,ソロや室内楽を聴くには充分な感じがあります。中域以上の分離感・ブレンド感は素晴らしくて,AMP-5513SPを超える面もあります。低音も予想以上によくでます。
ですが, SPを支配する感じはAMP-5513SPに分があります。音像の彫りの深さや空間感にそれを感じます。
ウーファーをAMP-5513SPで駆動し,中高域をSCA-7511mk3に,というバイアンプ構想がありますが,SHP-5516も完成して悩ましいところです。
SCA-7511mk3試聴させていただきました。
SHP-5516をAMP-5514(V11.1モノ動作)に戻しても、
SHP-5516だったらこの部分は異なる描き方になるだろうな…と、まだ余韻が残留しているような始末ですので、バイアスされた感想となると思います。
プロトでも感じた腰高感は完成形でも同様であり、呻りを伴う超低域エネルギーは望むべくもありません。SHP-5516で甘受された男性の低音域の艶(つや)といった官能領域も弱いです。
世の中には価格帯に応じた批評が必要…との話しもありますが、バクーンプロダクツのメーリングリストは、そうしたバイアス論を超えたところでの詐らざる感受性に基づき議論されていくこと期待をしている者です。
SCA-7511mk3試聴記
Mac Pro +m-audio Profire 610のアナログ出力(バランス)を
1:1トランスを通して、SCA-7511mk3に入れています。
ソフトは付属のPro Tools M-Powered 8です。ituneよりかなりいいです。
SPは長岡式スワンです。
KRIPTONの96kHz/24bit「ラヴェル&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ集 植村理葉(ヴァイオリン)&岡田博美(ピアノ)」を聞いてみました。
SCA7510Kを相当改良したものを持っていますが、全く違うので驚きました。
現在のメインであるA級33W+V11.1(ATTはDale巻線)にたいへんよく似た
感じですが、SCA-7511mk3のほうがこの曲のはかない透明な感じがよく出ています。(VRなのに)
次にHDtrackからDLしたHerbie Hancockのriverというアルバムを聞きました。
これも96kHz/24bitですが、このアルバムでは低音に厚みのある感じがするA級33W+V11.1の方がすこしいいかなと感じました。
いずれも巨大なA級33W+V11.1と違いがあってもわずかです。
う~んまいった。