ここでは、SATRI回路V9.0の改造を申し込まれたお客様の試聴記を掲載します。
石田さんのAMP−5511MKUのV9.0バージョンアップの試聴記
AMP−5511MK2のV9.0を試聴したので、まだ聞いている方が少ないので感想を書いてみます。
今回の改造品はV8.0も入っていて比較はサラ(V6もなし)のMK2です。
新しいV9.0は全体的に歪みが少なく押し付けがましいところがありません。
ごく自然な鳴り方をします。比較すると旧版は各楽器が自己主張をしている様に感じられてうるさく聞こえます。音のエネルギーバランスも偏った所がなくフラットでとても聞きやすくなりました。
今までSATRIはこの自然な鳴り方が特徴だったと思いますが、この辺がさらに進化したように思います。
今回はV8.0も入っているので直接ではないのですが、V9.0の効果は十分ありそうです。まだまだ第一印象ですが、もう少し良く聞き込んでみます。
日高さんのSATRI−KITA級33WアンプのV6.3,V8.0,V9.0バージョンアップの試聴記
SATRI V9.0の試聴記の書き込みです。
と、言っても私の場合はA級アンプkitV6.2から三段跳びで、V6.3+V8.x+V9.0へバージョンアップです。
はじめに、この試聴記はA級アンプkit V6.3+V8.x+V9.0を今日受け取り、アルバム3枚聴いての試聴記です。
後日、エージング完了後の試聴記も書きたいと思います。
アルバムはジャズ・トリオ、ジャズボーカル(ノラ・ジョーンズ)、バイオリン・ヒラリーハーンのシャコンヌです。
まず、エージングしてまだこれ以上の効果があるのかと思うくらい音が変貌して返って来ました。
今回の三段跳びバージョンアップで、DAC2000もバージョンアップしたかと思うくらい解像度が上がってます。それに、スピーカーを代えたかと思うくらい音質が違います。
思うにDACやスピーカーの能力までもV6.3+V8.x+V9.0が引き上げてしまってる感じがします。
A級動作アンプkit V6.2を譲り受けた当初は、バイオリン演奏だけはAMP-5512 V6.2で聴いていました。その時は5512の方が高域から低域までマッタリした音色で好きだったからです。
実は、バイオリンの音色の良さはそうじゃなかったんですね。A級アンプkit V6.3+V8.x+V9.0でヒラリーハーンのシャコンヌを聴いて痛感しました。
今までは、エメラルドグリーンの海を綺麗だと眺めて凄い凄いと言ってたのに対して、A級アンプKitV6.3+V8.x+V9.0はその海に飛び込み潜り世界の違いに気が付いたと言った感じです。
もう一枚、千住真理子のストラディヴァリウスを今、聞いてますが目からウロコです。
ストラディヴァリウスの鳴きに曇りがない!鳴くと言う音はまさにこの音なのか!
アルテック得意のボーカルもアルテックらしい乾いた明瞭な音を残しつつ実態が見えてきます。軽々しい軽快なサウンドが無くなってます。
スピーカーの鳴り方が変わったのが一番のビックリです。
はて?エージングしてどうなるのか今の音からは想像できないです。ワクワクとか期待とかでなく、これ以上の変化ってどうなるの?です。
今でさえ、硬かったりでっぱたり引っ込んだりと目立つところが無いのに。
SATRIアンプは、どんなアンプを持ってきても鳴らないスピーカーを鳴らすアンプです。今回のバージョンアップで、その意味が分かった感じがします。
竹男さんのフォノイコライザEQA−5630のV9.0バージョンアップ試聴記
しかし、MLで見聞きする皆様の感想とは少し違うのではないかと・・・。
歯に衣かぶせない当方をお許しください。
まず、大変な変化です。V.8.0のときは、正直、載せたアンプによって明らかに改善したと感じるものと、本当に改善といえるのか疑問なものがありました。特に5513は改善著しく、5511mk2は?でしたので、未だに切り替え回路をつけたまま、V.8.0は封印しています。
>>5512をBTLしてもA級アンプのほうが上位クラスですので、それを超
>>えることは絶対ありませんよ。
基本的性能については異論ありません。しかし、音質は誠に微妙な物で、下位クラスの方が本当らしく聞こえたりすることもあり得るかと思います。
かつて、そのような為にハイC/Pヒット商品なる物が存在したのかもです。
さて、5630V9.0ですが、もう凄まじいですよ。
コードのデジタル電源搭載フォノイコも霞みます。「辛口」です。
うちの音は「甘口」で評判になりつつありますが(?、いや、当方は勝手にそう思いこんでいる)、それが辛口に聞こえ始めるくらいです。
特に楽器や声の質感は、誇張されているかのごとくよく分かるのです。
その中でも、アタック感といいましょうか、音の出始めで楽器の材質が分かると言ったらいいのでしょうか。木管・金管・皮・鉄の塊・滑らか・ハスキー・太い・細い・・・というとようなことです。
それと、高さが更によく出る。先日、村井氏のご訪問の際に演奏したテラークの「春祭」の筋金入りのグランカッサがこれまでより少し上の方で、しかももっと筋金が太くなって鳴るようになりました。のけぞります。
ホーンセッションはパ〜ンと前に出てきます。当方の理想イメージに近い「春祭」になりました。
もう他のどんなフォノイコも聴く必要なしです。これを超えるものが出てくる社会的背景はありませんから。
永井さん、雑誌にわざとハイエンドフォノイコと銘打って宣伝したら、高い物が好きな人が購入しますよ。永井さんの本意ではないでしょうけれど。わかる方が購入されれば、本当に満足されるのではないでしょうか。
以上、5540mk3と同様の印象です。ただ5540には、加えてハイパワーアンプらしさを感じる音の出方も備えています。いつも申し上げる事ですが、当方が本当の金持ちなら、永井さんが「いやだ」と仰っても、無理矢理
5540mk3を二台作らせる(失礼な言い方ですみません)ことでしょう。
やまなかさんのPRE−5410のV9.0バージョンアップの試聴記
長いタイトル風文
響きの滞空時間が長いのに少しもぼやけたところ無く瑞々しく克明。…
で、スピーカーからはさまざまな風が吹く
PRE−5410MK2がV9.0のアップデートを受け、熊本から帰ってきた。
18世紀オーケストラでラモーのボレアドの中から間奏曲《風》、ダルダニュスのシャコンヌといった木管群の妙味。インマゼールによる1897年製エラールで演奏されたドビュッシーの妙味、クラーバーニューイヤーライブ(1989)の『とんぼ』から「こうもり」遷る時のホールの空気感と拍手のリアリティ。
「もうこれで充分過ぎます」なPRE−5410MK2に改良の余地があったこと驚きだ。
オーディオ的快楽といったスペック的変化ではなく、より演奏家と歌い手の紡ぎ出す演奏に浸れ、解りやすく聞けるという点で音楽入門者にこそ真の福音と思う。
製作者永井明氏の時間に対するアプローチの更なる前進、V9.0。
藤村さんのAMP−5511MK2のV8.1、V9.0バージョンアップ試聴記
5511mk2 Ver9.0の試聴記です。
今回は、V8.0+V9.0のバージョンアップをしていただきました。
ありがとうございました。
環境は次のとおりです。
マランツSA8260→HDA-5210(プリ機能追加機)→5511mk2Ver→9.0
自作スピーカー(dynaudioT330D+20W7504)
今まで、いろんな試聴の機会をいただいていますが、今回の変化が一番大きいと感じました。感激です。
これまでは、ある楽器がよくなったとか、あるCDがよくなったというような、部分の変化を多く感じたのですが、今回は、全体的な印象が変わりました。
バージョンアップというより別物のようです。
どんなCDをかけても変化が感じられます。
5511mk2は、ライブな感じがしてましたが、いい意味で、それがなくなりました。
より正確な情報が再現されていると思います。
音を言葉で表現するのは本当に難しいのですが、「静かで深くなった」と言う感じです。
私が求めている、「目の前で演奏されているような」が多くのCDで感じられます。うれしいです。
今までの発展の積み重ねで「目の前にで演奏される」度合いがどんどん上がっていたんですが、今回、ある一線を超えたような気がします。永井さん、おめでとうございます。
まだ聴いていないCDがたくさんありますので、これから全部聴き直します。楽しみです。
これ以上の進歩は必要ないじゃないかと思ってましたが、違うもんです。
ますますの、発展を期待してしまいます。
永井さん今後とも更なる発展、よろしくお願いします。
バンナさんのAMP−5511MK2のV9.0バージョンアップの試聴記
月曜日に発送したのですが本日手元に戻ってきました。
めちゃ早ですね!
早速試聴してみました。
今回は、V9.0のみバージョンアップをしていただきました。V8.0は載せてません。
先ず最初に浮かんだ言葉が「電光石火」です。
切れ込みというか鮮度が凄まじく向上している印象を受けました。
にも関わらず歪感が無いので通常より音量あげてもうるさくなりませんね。
情報量が増した為微小信号も逃さない感じで音場空間がよりはっきりと見渡せ、個々の楽器の余韻もはっきり聞き取れるようにもなっており更に質感も向上してます。
試聴の時はちょい聴きでソフトをとっかえひっかえするのですが、ついつい曲を聞き終えてしまってます。
私の場合V8.*飛ばしでも十分ですね。
これは是非V9.0IC化を早期実現して頂いて7610にも搭載したいです。
それはそうと5540mk3を益々聴きたくなってきました。
野津さんのSATRI−KITで製作されたプリアンプとパワーアンプのV9.0バージョンアップの試聴記
システムは,以下の通り・
CDP
マランツ CD99 ただし改造してトランスポートとして使用しています。
下記のDACとは一般的なS/PDIF接続ではなく,WCK,MCK,BCK,DATAを直接同軸ケーブルで送ります。
DAC
自作DF1706+PCM1704
アナログ段はもちろんsatri-IC Ver. 4.3(レジン)+5.1(テフロン)
バッファなしの電流出力
マスタークロックはDAC側にあります。
PLLは使用していません。
PRE-AMP
A級キットによるVer. 4.3+5.1+8.0+9.0
POWER-AMP
A級キットによるVer. 4.3+5.1+8.0+9.0
SPEAKER
satri スピーカー 8cmバージョン
SUB-WOOFER
audio-pro B1.36
試聴ソース
New York reunion
McCoy Tyner Quartet
シミュレーションの結果では改善は小さいとのことでしたが,実際聞いてみるとV9による変化は大きいです。
satriアンプはもともと歪みは小さいので,バージョンアップをしたからといって音色ががらっと変わることはないですが,バージョンアップのたびに実在感が増しますね。
パルス性の音の再現性が良くなったのか,「汚い」音がよく聞こえます。
さらさらとした感触でただただ美しかったシンバルは,少しざらついた音も混じるのですがとても表情豊かに聞こえます.サックスは,使い古された表現ですが,「ツバが飛んできそう」です.ピアノに至っては,まるで自動演奏ピアノがそこにあるのか?といった感じです。
ベースはなぜかサブウーファーとのつながりが改善され,かつ演奏がよくわかります。
今までうちのシステムはおとなしい印象だったのですが,性格が変わりました。
どこかよそよそしい,遠くでなっている感じがなくなり,熱い雰囲気がビシビシ伝わってきます。
今までよりよけいな音がせず,音に包み込まれる感じは減少して,音像はよりタイトになりました。
タイトですが素っ気ないのではなくて音楽はより生き生きとして,聞いていてとても楽しいです。
リアルすぎるせいか最初にバクーンのヘッドホンアンプで聞いたときのような違和感がありました。
いままでは,意識の奥底で「これは再生音だ」という認識があって,知らず知らずのうちに脳内DSPで補正がかかってそれらしく聞こえていたのでしょうが,今出ている音はより生に近いせいか,ピアノやシンバルの音が前よりウソっぽく聞こえたりしました。
慣れるのに2日程かかりました.耳が慣れてくると,ウワースゲエ!ですね(笑)。
やっと脳内DSPのパラメーター変更が完了したようです。
自分の場合,生の音を聞くチャンスがなかなかないので,ある閾値を超えたリアルな音を聞くと耳がついてこないせいか,こういうことになるようです。
それにしても,音楽を聴く道具としては,これ以上何か必要か?という感じですが,これ以上の世界を覗いてみたいです。
すぐに耳が慣れて,欲が出てくるでしょうね。
今のところV9の改造はsatri-IC内部では行われていませんから,今出ている音はV9による恩恵の一部でしかありません。
新しいICが開発されて,信号が通過するすべてのカレントミラーにV9が積まれれば,もっとエライ事になるんでしょうね。
恐ろしいですなぁ(笑)。
日高さんのSATRI−KITA級33WアンプのV6.3,V8.0,V9.0バージョンアップ、エージング後の試聴記
アルテックCD408-8Aの能率問題でどたばたしてまして、エージング後の試聴記が遅くなりました。だいたい100時間は越えたと思いますので波の音は終了です。
アルバムは試聴記1と同じくジャズ・トリオ、ジャズボーカル(ノラ・ジョーンズ)、バイオリン・ヒラリーハーンのシャコンヌです。
何か物凄く静かな音です。だけど押寄せてくる音です。ATTは通常10時の位置で近所迷惑な音量でしたが、今回のバージョンアップ後は12時の位置です。
10時ですと、スヤスヤ居心地の良い音ですが何故か下の階の部屋まで聞こえます。
(木造3階)
エージング中に流していた波の音も最小音量(10オーム)でしたが日に日に音が大きくなってるような?波が押寄せてくるような実在感のある音でビックリしました。
まず、試聴で真っ先に分かるのがピアノとドラムです。
バイオリンは、5512のマッタリが出てきました。5512のようにマッタリしていて曇りがない。
ボーカル(ノラ・ジョーンズ)は、我が家に来て頂いた感じです。
もう1本は、ストラディヴァリウス・オン・ゴールド・CDの復刻版のさらば「サンライズ」クライオ版です。これは、最近購入し5512で再三聴いていたのですが、笑っちゃいました、あまりのリアルと凄さで
。奏者で音は違うでしょうけれども、こうだ!って説得力があります。
DVDを5512に繋いで映画を観ていたのですが、これをA 級動作アンプ kit V6.3+V8.x+V9.0に繋ぎ代えて観賞したのですが、完全に映画館です。
これまた凄すぎて笑っちゃいました。
DVD映画になると5512とはまるっきり比べ物になりません。
8inフルレンジ1発なのに、まさに映画館状態とは凄いです。
音の迫力に画面がついてこれません。
音楽を聴く音と映画とでは、全然違う力を出してるように思えます。
HIROさんのAMP−5513のV9.0バージョンアップ試聴記
改造してもらったのはAMP-5513 で,これはV8 以前の全てが搭載されていますので,純粋にV9.0追加の効果を確認できます。
試聴環境は以下のようです。
1.音楽専用HD-PCタイプのCDトランスポーター
2.DAC2000
3.AMP-5513
4.D-58ESバックロード (FE206ES-R) + GOTO SG-160
戻ってきた直後は,配線のストレスやコンデンサーのチャージ不足でやや神経質な所 (特に高音)が感じられました。通電100時間位から本領を発揮し始め,その後も日に日に良くなっている感じです。
まず,分解能が一段と上がった感じです。メインの音に埋もれていた楽音が明瞭に聞けるようになりました。
曲がフェードアウトしていく時に,音量と共に音色もフェードアウトするのが普通ですが,音色は中音量時と変わらないままどこまでもフェードアウトしていく様は息をのむようです。
定位も一層よくなり,例えばキングスシンガースを聞くと,両SPの中間に定位するセカンドテナーあたりの歌い手の口のサイズが,左SP直前に定位するトップテナーのそれと同じくらい小さく感じます。
これまで,中間の歌い手はどうしても曖昧になりがちでした。
定位するだけでなく音がリアルになり音像に実在感を感じます。
グールドのピアノもクリスタルクリアと言えるようになりました。
グールドのピアノは大抵の装置でクリアに聞こえますが,変幻するニュアンスに彼がどれほどの思いを込めて引いているのかがありありと感じられます。
個々のCDについて書くと長くなるので割愛しますが,音がよりリアルになり力感が増したことを強調しておきます。
元々,私がサトリアンプを選んだのはニュアンスの再現にすぐれている点で,それに比べると市販の多くは大味に思えます。
永井さんが微小レベルの精度を追求してきた成果に敬意を表したいと思います。
高橋さんのAMP−5511MK2のV9.0バージョンアップの試聴記
システムは
DCD-S10(クロック改造)+DAC-2000(V4.3?改)
+5511mkU+M&W N802
です。
この冬は殆んど鳴らすことが無かったので、違いが判るか不安でしたがまったくの杞憂でした。
村冶佳織のアランフェス協奏曲は評判の割には楽しめず殆んど聴けなかったので試しに掛けてみると、音としては楽しめそうです。
以前にもまして音の微細な変化やより多くの音が聴き取れるようになったためかと思われます。
グレングールドのゴールドベルク変奏曲ばかり聴き、ピノックのチェンバロ演奏は殆んど聴かなかったのですが、今回はチェンバロの繊細で多彩な音色が聴かれこれはこれで魅力を感じました。
なんといっても良かったのは、マキシム・ヴェンゲーロフのヴァイオリンです。華麗で魅惑的な音色が前にも増して聴き取れるようになり、嬉しくなりました。
若い頃にあまり音楽を聴かずシステムの改造に時間をさいたため、聴く音楽に限りがありましたが今回の9.0の改造によっていろんな曲が楽しめそうなのが一番の収穫です。
また、高能率のSPシステムのほうがよりSATRIアンプの特徴がより発揮できるのではないかとも思い、食指が動きます。